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虞
ふりがな文庫
“虞”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おそ
49.2%
おそれ
46.6%
ぐ
2.3%
うれい
0.4%
おもんぱか
0.4%
きづか
0.4%
オソ
0.4%
オソレ
0.4%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おそ
(逆引き)
これに乗じて城兵は、城外へ押し出して敵を追跡し、これを殲滅しようとしたけれど、伏兵の
虞
(
)
れありとなし、謙信はこれを制止した。
老狸伝
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
虞(おそ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
おそれ
(逆引き)
それに今陸に
上
(
)
つて見ると、これから真直にどこまででも行かれる。元の所に帰るやうな
虞
(
)
は無い。これまでとは大ぶ工合が違ふ。
復讐
(新字旧仮名)
/
アンリ・ド・レニエ
(著)
虞(おそれ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ぐ
(逆引き)
主
(
)
劉恢から(時節は来た。これをたずさえて、幽州の
劉虞
(
)
を訪ねてゆき給え。
虞
(
)
は自分の親友だから、君の人物を見ればきっと重用するだろう)
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
虞(ぐ)の例文をもっと
(6作品)
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▼ すべて表示
うれい
(逆引き)
和女
(
)
なぞは決してそういう
虞
(
)
もあるまいけれども自分の心で人物の
良否
(
)
や事の善悪を判断し得ると思うと大きな間違いだ。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
虞(うれい)の例文をもっと
(1作品)
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おもんぱか
(逆引き)
然らずして、
徒
(
)
に聞見を
貪
(
)
るのみならば、則ち或は
傲
(
)
を
長
(
)
じ非を
飾
(
)
らんことを恐る。謂はゆる
寇
(
)
に兵を
假
(
)
し、
盜
(
)
に
糧
(
)
を
資
(
)
するなり、
虞
(
)
る可し。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
虞(おもんぱか)の例文をもっと
(1作品)
見る
きづか
(逆引き)
柵の外に立ちて列車の行くを送りしは
独
(
)
り間貫一のみにあらず、そこもとに
聚
(
)
ひし
老若貴賤
(
)
の
男女
(
)
は皆個々の心をもて、愁ふるもの、楽むもの、
虞
(
)
ふもの、或は何とも感ぜぬものなど
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
虞(きづか)の例文をもっと
(1作品)
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オソ
(逆引き)
その氷の山に
対
(
)
うて居るやうな、骨の
疼
(
)
く戦慄の快感、其が失せて行くのを
虞
(
)
れるやうに、姫は夜毎、鶏のうたひ出すまでは、
殆
(
)
、祈る心で待ち続けて居る。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
虞(オソ)の例文をもっと
(1作品)
見る
オソレ
(逆引き)
女寅のおえん、
容貌
(
)
なら物ごしなら
宛然
(
)
その人である。唯折々野暮な姿を見せるのは、刻明な世話女房と見える
虞
(
)
がある。
封印切漫評
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
虞(オソレ)の例文をもっと
(1作品)
見る
虞
常用漢字
中学
部首:⾌
13画
“虞”の類義語
恐怖
恐怖心
“虞”を含む語句
虞美人草
英虞
虞翻
虞氏
虞美人
虞舜
数行虞氏
危虞
虞初
疑虞
虞林
虞書暦象俗解
虞廷
虞姫
虞夏
虞博
虞初新誌
英虞郡
虞候陸
虞候
...
“虞”のふりがなが多い著者
佐々木邦
木暮理太郎
海野十三
夏目漱石
岡本綺堂
永井荷風
江戸川乱歩
大隈重信
夢野久作
徳田秋声