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虞氏
ふりがな文庫
“虞氏”の読み方と例文
読み方
割合
ぐし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぐし
(逆引き)
漢の高祖との戦に破れた
楚
(
そ
)
の
項羽
(
こうう
)
が、
虞氏
(
ぐし
)
との別れの切なさを歌ったものだが、今日の重衡の心境そのままをいいあらわしてまことにみごとであった。
現代語訳 平家物語:10 第十巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
「知っておけ。義貞、この女はぞっこん好きで好きでならぬが、さりとて
軍
(
いくさ
)
を怠るものではない。そちまでがわしを
虞氏
(
ぐし
)
に溺れた
項羽
(
こうう
)
のごとき愚将と見るな」
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
四面楚歌声と誰かゞ落書したのが目に這入り楚歌の歌の字がことに大きく見えて、何とも知れず頭に響く者があると同時に、その柱が芸子髷に
花笄
(
はなこうがい
)
を挿し、それが小歌のようで
虞氏
(
ぐし
)
のようで
油地獄
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
虞氏(ぐし)の例文をもっと
(5作品)
見る
虞
常用漢字
中学
部首:⾌
13画
氏
常用漢字
小4
部首:⽒
4画
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虞
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