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『封印切漫評』
ふりがな文庫
『
封印切漫評
(
ふういんぎりまんぴょう
)
』
紙治で唸らされた印象のまだ消えやらぬ東京人士の頭に、更にその俤を深むる為に上つて来た鴈治郎の忠兵衛。観客の予期と成駒屋の自信と、如何程まで一致したか。其は感情派の批評に任せて、自分は唯旧大阪の遊廓の空気と、浪花風の各種の性格とが、各優人の努 …
著者
折口信夫
ジャンル
芸術・美術 > 演劇 > 歌舞伎
初出
「毎日電報」1909(明治42)年10月15日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
極
(
キマ
)
容貌
(
カホツキ
)
向
(
ムカウ
)
宛然
(
ソツクリ
)
困難
(
ムツカシ
)
虞
(
オソレ
)
要之
(
エウスルニ
)
毒吐
(
ドクヅ
)
鴇母
(
ヤリテ
)
修正
(
ナホ
)
不練
(
フナレ
)