“男女”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なんにょ33.2%
ふたり22.4%
なんによ18.7%
おとこおんな6.5%
だんじょ5.1%
をとこをんな3.3%
だんぢよ2.8%
をとこをみな1.4%
ひと0.9%
みな0.9%
だんじよ0.5%
おとこおうな0.5%
おめ0.5%
だんによ0.5%
ひとびと0.5%
ふうふ0.5%
もの0.5%
をとこをうな0.5%
ナンニョ0.5%
ヒト0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
敬太郎はどこの何物とも知れない男女まったり散ったりするために、自分の前で無作法に演じ出す一分時の争を何度となく見た。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
いいえ、一人じゃございません、二人でやりました、姦通同士の男女がやりました。ごらんなさいまし、あの通り、もう一つの穴を
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
そこで、それ以来、その女のやうなものを関係した中へ勘定したから、合せて男女四干四百六十七人に戯れた事になると云ふ次第さ。
世之助の話 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
殿下の行啓と聞いて、四千人余の男女が野辺山が原に集りました。馬も三百頭ではききますまい。それは源が生れて始めての壮観です。
藁草履 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
小説たるも随筆たるもとする処は男女の仲のいきさつを写すなり。客と芸者の悶着を語るなり。亭主と女房の喧嘩犬もはぬ話をするなり。
矢はずぐさ (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
定津院の長老、世話人と言つて姫子沢の組合、其他父が生前懇意にした農家の男女——それらの人々から丑松は親切な弔辞を受けた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
のおなじ火事に、靈岸島は、かたりぐさにするのも痛々しくられるが、あはれ、今度被服廠あとで、男女死體伏重なつた。
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
腰まきを腰に巻きつつとほるもの男女とまだきと
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
車内の客と云えば先生と私と、その他四五人の男女があっち、こっちに散らばって腰かけているだけで、何となく淋しかった。
むかでの跫音 (新字新仮名) / 大倉燁子(著)
二、三年前の、都新聞の正月版に、私は横綱男女いて書いたが、ことしは横綱双葉山に就いて少し書きましょう。
横綱 (新字新仮名) / 太宰治(著)
数人男女のR国人紹介されて、それらの人達力強と一握手をした。しかしだかえてもゐられなかつた。
微笑の渦 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
若き男女がむつまじゅう語ろうているところに、法師や武士は禁物じゃよ。ははははは。さあ、ござれ、ござれ。
修禅寺物語 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
ただ口先でだますのでは無く、相手の女に関係をつけて本当の情婦にしてしまうのです。こんにちではなんと云うか知りませんが、昔はそういう女を『男女』とか『男女さん』とか云っていました。
半七捕物帳:54 唐人飴 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
良人を失った中年の婦人、未亡人でもない癖に、そんな顔をしてやって来る厚かましい女達、上流社会の有閑紳士、奇を好む男女が、肉の取引、恋の市場に惹き付けられて
耳香水 (新字新仮名) / 大倉燁子(著)
それが松浦佐夜姫であるとか、昔から今まで、親子の別れ、主從のわかれ、いづれもいが、男女の死別ほどのはあるまいなどといはれてゐる。
赤味を失わないで、今にも、糸のように細いを、二人の男女へ、したたらせはしまいかと思われた。
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
若き男女がむつまじう語らうてゐるところに、法師や武士は禁物ぢやよ。はゝゝゝゝ。さあ、ござれ、ござれ。
修禅寺物語 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
高弁、年来聖人ニ深キ信仰ヲキ、ユルトコロノ邪見ハ、在家ノ男女等、聖人ノ高名ヲカリテ妄説スルトコロト思イ居タリ。コノ故ニマダ以テ一言モ聖人ヲ誹謗セズ。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
此意味に於て男女を人と訓讀せしむるのである。
安藤昌益 (旧字旧仮名) / 狩野亨吉(著)