“痛々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いたいた52.9%
いた/\41.2%
たた5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
子供こどもは、日増ひましにつのる病勢びょうせいのために、手足てあしはやせて、まったくの、ほねかわばかりになって、るさえ痛々いたいたしかったのでした。
雲と子守歌 (新字新仮名) / 小川未明(著)
のおなじ火事くわじに、靈岸島れいがんじまは、かたりぐさにするのも痛々いた/\しくはゞかられるが、あはれ、今度こんど被服廠ひふくしやうあとで、男女だんぢよ死體したい伏重ふしかさなつた。
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ひどうござんすね……旦那、ア痛々たた、」
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)