婦系図おんなけいず
鯛、比目魚素顔に口紅で美いから、その色に紛うけれども、可愛い音は、唇が鳴るのではない。お蔦は、皓歯に酸漿を含んでいる。…… 「早瀬の細君はちょうど(二十)と見えるが三だとサ、その年紀で酸漿を鳴らすんだ …
作品に特徴的な語句
ほろ あゆ 歯痒はがゆ 手桶ておけ 覿面てきめん 不便ふびん きず 流暢りゅうちょう 伯林ベルリン 眷属けんぞく かば 公達きんだち 溝板どぶいた 反身そりみ 天秤てんびん 藁草履わらぞうり そそ 御褒美ごほうび 脱兎だっと 眉宇びう 旁々かたがた たみ きぬた 飛白かすり 勿怪もっけ 枝折戸しおりど 耳許みみもと 身悶みもだ 逐電ちくてん 惜気おしげ 掻巻かいまき 樹蔭こかげ 紺絣こんがすり 血汐ちしお 不束ふつつか 混沌こんとん 芙蓉ふよう 花片はなびら 蛆虫うじむし 緋縮緬ひぢりめん 本意ほい たちばな 仄白ほのしろ 牡丹餅おはぎ 胡乱うろ 余裕ゆとり 大胡坐おおあぐら 蹴出けだし 冥土よみじ 山葵わさび 一室ひとま 致方しかた 頓死とんし 可懐なつかし 海苔のり 緋鯉ひごい 鶏卵たまご 不躾ぶしつけ 蒲鉾かまぼこ 駒下駄こまげた 小豆あずき 素袷すあわせ やなぎ 他愛たわい 同時いっしょ 引緊ひきしま 経帷子きょうかたびら 貴郎あなた 隅田川おおかわ ともえ 花簪はなかんざし 剣呑けんのみ 書肆ほんやの 水嵩みずかさ 空蝉うつせみ 腕車くるま 落人おちうど 葛西かさい どじょう 破風はふ 両人ふたり 一本ひともと 直々じきじき 一廉いっかど 夥間なかま 母衣ほろ 磨硝子すりがらす 円髷まるまげ 尾籠びろう 猥褻わいせつ 共謀ぐる 無慚むざん 抑々そもそも 切尖きっさき 女形おやま 御新造ごしんぞ 慈姑くわい 海棠かいどう