“肉”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
にく36.8%
じし24.5%
しし11.0%
9.7%
ししむら7.1%
しゝむら3.2%
しゝ2.6%
じゝ1.3%
シシ1.3%
シヽ1.3%
(他:2)1.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“肉”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.1%
文学 > 日本文学 > 詩歌2.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)1.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
人をつたものゝ受くるばつは、られたひとにくからる血潮であるとかたしんじてゐた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
——そのするどい金輪かなわの火が一つコツンと頭にふれたらさいご、にくほねも持ってゆかれるのはうけあいである。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
火桶ひおけを右にして暖かげに又安泰に坐り込んでいるのは、五十余りの清らなあから顔の、福々しいふとじしの男
雪たたき (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
太りじしで、食べ物のよさを物語るようにたいへん色つやがよろしく、うち見たところいかにもえんに色っぽいのです。
なるほど見たところ、衣服きものを着た時の姿とはちごうてししつきの豊な、ふっくりとしたはだえ
高野聖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
かたいししむらがあから顔の両顎りょうあごにたっぷり張ッていて、大きな鼻の坐りをよくしている。
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
主『さうか。これは千住のか。道理で骨が硬くて、に旨味が少いと思ツた。さきから、さう言へばいに…………。』
元日の釣 (新字旧仮名) / 石井研堂(著)
私、斬られるかと思って可恐こわかったわ、ねえ、おしりが薬になると云うんでしょう、ですもの、危いわ。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
雪に蔽われた城が見え、そこへ寄せて行く人数が見えた。と、一つのししむら豊かの、坊主首級くびが現われた。それを握っている手が見えた。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
オンコ(いちゐ)よ、が削る、紅柔べにやはき兎のししむらなすオンコよ、しかく光らん。
(新字旧仮名) / 北原白秋(著)
八五郎は武者顫ひのやうなものを感じました。強敵きやうてきお狩場の四郎に又逢へる期待が、何にかしらかう五體のしゝむらをうづかせるのです。
弓の折は大納戸の淀んだ風を切つてピシリ、お町のしゝむらに鳴ります。
色好む男の一瞥して心を動すべきしゝおき豐かに、なざし燃ゆる如くなれば、喝采の聲はいへゆるがせり。
なるほどところ衣服きものとき姿すがたとはちがふてしゝつきのゆたかな、ふつくりとしたはだへ
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
彼女は骨格こつかく屈強くつきやうな、肩の張つた、手足の頑丈な、脊の高くない、ぶく/\してはゐないがふとじゝの婦人だつた。
一ツのものをたやうにばらふとじゝ太鼓たいこつたくらゐに
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
シシの供給者の意である。
田遊び祭りの概念 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
シヤウの物を見たら、これはほんたうに驚くのかも知れぬが、寫眞だけでは、立體感を強ひるやうな線ばかりが印象して、それに、むつちりとしたシシおきばかりを考へて描いてゐるやうな氣がしてむやみに僧房式な近代感を受けて爲方がなかつた。
山越しの弥陀 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
シヤウの物を見たら、これはほんたうに驚くのかも知れぬが、写真だけでは、立体感を強ひるやうな線ばかりが印象して、それに、むつちりとしたシヽおきばかりを考へて描いてゐるやうな気がして、むやみに僧房式な近代感を受けて為方がなかつた。
山越しの阿弥陀像の画因 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
シヤウの物を見たら、これはほんたうに驚くのかも知れぬが、寫眞だけでは、立體感を強ひるやうな線ばかりが印象して、それに、むつちりとしたシヽおきばかりを考へて描いてゐるやうな氣がして、むやみに僧房式な近代感を受けて爲方がなかつた。
山越しの阿弥陀像の画因 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
あわせと筒袖の羽織を着せた、四ツばかりの男のに、極めて上手な、肉叉フォーク小刀ナイフの扱いぶりで、チキンを切って皿へ取分けてやる
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
また人によってはアケビはから来たものとし、またアクビから来たものともしている。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)