“謝肉祭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
カルナヴァル17.4%
しゃにくさい13.0%
カーニバル13.0%
キャルナヴァル8.7%
カルネワレ4.3%
カーニヴァル4.3%
カルナワレ4.3%
カルネヴァル4.3%
キヤルナヷル4.3%
カアナバル4.3%
カアニバル4.3%
カイニバル4.3%
カルニヴァル4.3%
カーナヴァル4.3%
キャルナバアル4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
謝肉祭カルナヴァル』や『葬送行進曲ソナタ』は七、八種のレコードがある筈だが、コルトーを除いて、ラフマニノフ以上に演奏した人がたった一人でもあったであろうか。
もうルセットもいない、ちちもない、バターもない、これでは、謝肉祭しゃにくさいもなにもないと、わたしはつまらなそうにひとごとを言った。
ローマで、一八——年の謝肉祭カーニバルのあいだ、私はナポリの公爵こうしゃくディ・ブロリオの邸宅における仮面舞踏会に出席した。私はその日いつもよりももっとひどく酒を過していた。
四、五人目の祝賀客は波蘭土ポーランド製のアイス・クリーム。紹介もなく突然お邪魔にあがりました失礼は、どうぞ謝肉祭キャルナヴァルに免じておゆるし下さいませ。
謝肉祭カルネワレの時の競馬くらべうま費用ものいりをも例の如くわきまへ、又定の日には加特力カトリコオ教徒の寺に往きて、宗旨がへの説法をも聽くべし、と願ふことなり。
が、謝肉祭カーニヴァルの扮装舞踏に一ばん大事なのは、着物よりも顔のつくりメイキ・アップだ。大ていこれだけは、一組トランクの底に用意して旅行に出る。
踊る地平線:11 白い謝肉祭 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
この人々は謝肉祭カルナワレの頃假粧けはひして街頭を彷徨さまよひたりしが、こゝにさへ假粧して集ひしこそ可笑しけれ。推するにその打扮いでたちは軍隊の號衣ウニフオルメに擬したるものならん。
謝肉祭カルネヴァルの花祭りも、レマンの湖畔モントルーの、ナルツィセン・フェスト Narcisen-Fest ほどに興をひかない。
スウィス日記 (新字新仮名) / 辻村伊助(著)
待ちこがれて居た二月二十日はつか謝肉祭キヤルナヷル、その前後五日いつかわたつて面白かつた巴里パリイの無礼講の節会せちゑも済んで仕舞しまつた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
ロオマの謝肉祭カアナバルのときの色彩づよい記録。こまやかに書かれているピエトロとの対話。
おのおの智能と衣裳と役割を持ち寄って、この一冬のMORITZに雪の舞踏を踊り抜く——それは、夜を日にぐ白い謝肉祭カアニバルなのだ。
踊る地平線:11 白い謝肉祭 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
謝肉祭カイニバルのことなどが書いてあつて、それから写真が着いたと云つて子供の顔がよく写つて居ない、私の焼鏝やきこてを当てた髪を下宿の細君がめた
六日間:(日記) (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
そのうちで通俗的興味と芸術的気品とを兼ね備えたのは「謝肉祭カーナヴァル(作品九)」をもって第一とするであろう。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
ニースでは有名な謝肉祭キャルナバアルが始まりますからね、率直に申しますと、この筏でニースの謝肉祭キャルナバアルを見物に行くのが私の希望なのです、自動車もいやなら、汽車もいや、飛行機、ヨット、馬