巴里よりパリイより
予等は日夜欧羅巴に憬れて居る。殊に巴里が忘れられない。滞留期が短くて、すべて表面計りを一瞥して来たに過ぎない予等ですら斯うであるから、久しく欧洲の内景に親んだ人人は幾倍か此感が深いことであらう。 近日 …
作品に特徴的な語句
気魄きはく 伯林ベルリン 棕櫚しゆろ 面長おもなが 沢庵たくあん 幾個いくつ とん 浅黄あさぎ 日数ひかず ふか 夜寒よさむ 懸想けさう 衣物きもの 従弟いとこ 首途かどで 沙漠しやばく 耄碌まうろく 野良のら ざか 樹蔭こかげ 母家おもや 香港ホンコン 冷汗ひやあせ 捗取はかど 護謨ゴム 平家ひらや 混淆こんかう 微風そよかぜ 根柢こんてい くら 勃興ぼつこう 友禅いうぜん 追分おひわけ こて 緑青ろくしやう 見栄みばえ 路次ろじ 一室ひとま 石膏せきかう 見恍みと 鶏卵たまご 五位鷺ごゐさぎ 半年はんねん 小雨こさめ 引緊ひきしま 小豆あづき 渺茫べうばう 生血いきち 三途さんづ 参籠おこもり 書翰しよかん 杜鵑とけん 蒟蒻こんにやく 貴君あなた 広東カントン 臙脂ゑんじ 花簪はなかんざし 向日葵ひまはり どもゑ 小皺こじは 書肆しよし 永代えいたい 齷齪あくせく 五日いつか 愛宕山あたごさん 猶更なほさら 読経どくきやう 三人みたり 布袋ほてい 海辺うみべ 渓川たにがは 突当つきあた 紙入かみいれ 伝播でんぱ 群青ぐんじやう きん ふう かつら 瞥見べつけん がり 初夏はつなつ 夜陰やいん 眠気ねむけ 紛失ふんじつ 色紙いろがみ 正気しやうき 得意おはこ 猿股キヤルソン 黙祷もくたう 他家よそ 後姿うしろすがた てすり 折柄をりから 金目かなめ 御身おんみ 座頭ざがしら