“平”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひら33.2%
たいら21.8%
たい9.3%
たひら9.1%
ぴら3.3%
へい3.1%
たひ2.4%
だいら2.0%
なら1.6%
ひらた1.5%
たひらか1.1%
1.1%
たいらか0.7%
ヒラ0.7%
たいらの0.5%
だひら0.5%
0.5%
ひらっ0.5%
ぺい0.5%
つね0.4%
びら0.4%
0.4%
へえ0.4%
タヒラ0.4%
ことむ0.2%
なる0.2%
やは0.2%
てえ0.2%
てえら0.2%
でえら0.2%
ひた0.2%
ひと0.2%
ひょう0.2%
ひらった0.2%
ひれ0.2%
0.2%
ふだん0.2%
へた0.2%
べい0.2%
べえ0.2%
0.2%
やす0.2%
カル0.2%
タイ0.2%
タイラ0.2%
タヒラノ0.2%
ダイラ0.2%
ダヒラ0.2%
ヘイ0.2%
0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
烏賊椎茸牛蒡、凍り豆腐ぐらいを煮〆にしておに盛るぐらいのもの。別に山独活のぬた。それに山家らしい干瓢味噌汁
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
老耄していた。日が当ると茫漠とした影が地面に落ちるけれど曇っているので鼠色の幕を垂れたような空に、濃く浮き出ていた。
(新字新仮名) / 小川未明(著)
川上の方を見ると、すすきのいっぱいにはえているの下に、白いが、まるで運動場のようにらに川に沿って出ているのでした。
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
「はじめはえらく噴き出しましたよ。場所は中宿ですがね。それがあんた、どういふもんか、だんだんに勢ひがなくなりましてね」
(新字旧仮名) / 岸田国士(著)
えてぎり/\つとかうでぶんすとぽろうつとれちやあのがんだから、そんだからでも、かうれ、りだ
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
それを見ると伝二郎は炊事場の上りへ意気地なく額を押しつけてしまった。丁稚も見よう見真似でそのうしろに突くばっていた。
されば芝居をる処、此役者が家はさらなり、親類縁者朋友よりも人を出し、あるひは人をひ芝居小屋場の地所の雪をらかにかため
刈安峠を踰えブナ坂を下り、の小屋へは立ち寄らずに、越中沢(ヌクイ谷)を徒渉して黒部川の河原に出で、十五分り休憩した。
黒部川奥の山旅 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
長火鉢の猫板片肱突いて、美しい額際を抑えながら、片手の火箸で炭をいたり、灰をしたりしていたが、やがてその手も動かずなる。
深川女房 (新字新仮名) / 小栗風葉(著)
自分はこの布団を畳の上へく敷いた。それから残る一枚を平く掛けた。そうして、襯衣だけになって、その間にり込んだ。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
われは辛うして虫などのはふがごと行くに、常はなる方も、壁崩れて土など高うなりて歩み苦し。しばしありて囲に来ぬ。せうとの君、娘など共にゐたり。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
土を穿ち、土を移し、土をらし、土を積む。彼等は工兵のである。同じ土に仕事する者でも、農は蚯蚓である。蚯蚓は蟻を恐れる。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
五百が藤堂家に仕えていた間に、栄次郎は学校生活にならずして、吉原通をしはじめた。相方山口巴という女であった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
岩木川は其本流西方よりし、南より来る川及び東より来る浅瀬石川と弘前市の北にて会合し、正北に流れ、十三潟に注ぎて後、海に入る。
津軽 (新字旧仮名) / 太宰治(著)
保元物語に見える伊勢武者の忠清は、この古市の出生とあるが、今は、並木の茶汲み女が、慶長の古市を代表していた。
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
暮るゝを惜むかの如くしづやかに黄昏れそめた鹽田の全面を見おろし、あの自分にも思ひ出の縁結びに利益のあると云ふ觀音樣の境内の石の玉垣にもたれ合つて
湖畔手記 (旧字旧仮名) / 葛西善蔵(著)
そして土堤れ伏しました。けれど大将の吉はまだ一人線路に残つてゐました。
文化村を襲つた子ども (新字旧仮名) / 槙本楠郎(著)
フライにするにはたく押して玉子と米利堅粉の衣をかけてサラダ油でげるのです。林檎のフライも林檎を薄く切ってその通りに致します。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
村落子供等は「三ぴいつく/\」と雲雀鳴聲眞似しながら、小笊つたり叉手つたりしてぢやぶ/\とよい田圃つていた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
女性を冷罵する事、東西厭世家のなり。釈氏も力を籠めて女人を罵り、沙翁も往々女人に関してらぬ語気を吐けり。
厭世詩家と女性 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
平次はその大ダンのような匕首を見せました。
一番先に匕首を叩き落された勘次は、ガラツ八の糞力にひしがれて、のやうにたばりました。
生命がけで、いて文部省の展覧会で、つくばって、いか、洋服の膝を膨らまして膝行ってな、いい図じゃないぜ、審査所のお玄関で頓首再拝とったを、紙鉄砲で、ポンとねられて
紅玉 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ニシテ、敵ノ上方勢ヲ見ルニ、武具馬具光リ輝キ、将卒ノ気ハミナビヤカニ、陣装燦爛、馬ハ長大ニシテ、悍気高ク、海外ヨリ得タル新兵器ト火薬ナドノ物智ケ、武者立チ、シク
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
太子正勝吾勝勝速日天の忍穗耳の命にりたまはく、「今葦原の中つ國をへぬと白す。かれ言よさし賜へるまにまに、降りまして知らしめせ」
伊予周桑郡小松町大字新屋敷字堂ガ
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
行きて天若日子に問はむ状は、汝を葦原の中つ國に遣はせる所以は、その國の荒ぶる神たちを言趣せとなり。何ぞ八年になるまで、復奏まをさざると問へ」
「こいつを登りきると、あとはずつとらだで……」
(新字旧仮名) / 岸田国士(著)
「今朝は中宿で、岩をぶつこはすちうこんで、そんで、うちの爺さんもちよつくら見に行きましただ」
(新字旧仮名) / 岸田国士(著)
おらあごしよ
捨吉 (旧字新仮名) / 三好十郎(著)
兼ね備えたこれらの紙漉機械のあらゆる細部の機関、細きもの、たきもの、円き、綱状の、腕型の、筒の、棒の、針金の、調革の、それらがひとしく動いて、光って、流れて、揺れて、廻って
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
凡夫を捨つべく、聖道は取るべしと存せば、則ち分別をず。ぞ宴と為すことを得ん。この句は凡聖の二境をしくすることはざるをするなり。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
それはを踏みはずし、を踏み落して、住職や、有志家連をして、手に汗を握らしむる程度のものに相違ないから、その点の安心が、米友をして仮睡の夢に導いたと見らるべきです。
大菩薩峠:29 年魚市の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
こいつおかしいと思ったので、直ぐに後をつけやした。それ私は四尺足らず、三尺八寸という小柄でげしょう。もっとも頭は巾着で、く云やア福助でさあ。
大捕物仙人壺 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
そして我々を導き入れると同時に、三人はえ泳えていた悲しみが一時にを切ったように、俄破とそこに伏してしまいました。
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)
ただ藩主が侍従とか少将とかになった時には、朝廷から口宣を賜わるのでらに献上物等もした。その他臨時に献上物をすることもあった。
鳴雪自叙伝 (新字新仮名) / 内藤鳴雪(著)
「妾が小次郎へ縫ってあげた、着の衣裳の片袖なのだからねえ」
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
此の人間の気が、ほとぼりに成つてつたと見える。ぐたりとしたやうに、手足を張つてばつて居た狂気武士が、びくりとすると、むくと起きた。
妖魔の辻占 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
そんな時「おれは亀になりたい……。」と咏嘆したの漁師もゐたさうだ。
東京湾怪物譚 (新字旧仮名) / 佐藤垢石(著)
虎井満十はで喧嘩早くて、始末の悪い男には相違ありませんが、正直で感がよくて、特種取りの名人で、新聞記者としては、東京で何人と言われた腕達者だったのです。
笑う悪魔 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
およそこの倭建の命、國けに𢌞りでましし時、久米が祖、名は七拳脛膳夫として御伴仕へまつりき。
かれく寢て出でましき。また來る日の夜は、呉公と蜂とのに入れたまひしを、また呉公蜂のひれを授けて、先のごと教へしかば、く出でたまひき。
————よう。」
追放されて (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
コノ地銀坑山トウハ、瀘水、甘南水、西城水ノ三江リ、地ラカニシテ北千里ガ間ハ万物ヲ多ク産シ、東三百里ニシテ塩井アリ、南三百里ニシテ梁都洞アリ、南方ハ高山ニシテシク白銀ヲ産ス。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
水泊ゲテ晁蓋生擒リ”
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
七位允ノ滝口ノ小次郎将門ヲ以テ、相馬御厨下司ス。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
出来ればまでぬけたい考えであったが、途中思いの外の険難つづきに手間どり、その上、立山の長次郎などが加わったため、助七にして見れば、繩張りを冐されるような気がしたかもしれず
ある偃松の独白 (新字新仮名) / 中村清太郎(著)
松本辺は、玄蕃の様な長命の狐の居た処とて、如何様狐の話が多い。
信太妻の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
またngはウまたはイの音になり(「」「」「」などの語尾ウ、「」「」などの語尾イは、もとngである)
国語音韻の変遷 (新字新仮名) / 橋本進吉(著)
をとめのひきの国。たまくしげ輝く国。こもまくらある新羅の国を、丹波け給ひへ給はむ。