“ことむ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
言向50.0%
25.0%
言趣25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かたくなに、言向ことむけがたきつかさかな。
太子ひつぎのみこ正勝吾勝勝速日まさかあかつかちはやび天の忍穗耳おしほみみの命にりたまはく、「今葦原の中つ國をことむへぬと白す。かれ言よさし賜へるまにまに、降りまして知らしめせ」
かれ若帶日子わかたらしひこの命は、天の下治らしめしき。小碓をうすの命は、東西の荒ぶる神、またまつろはぬ人どもをことむけたまひき。次に櫛角別くしつのわけの王は、茨田の下の連等が祖なり。
かれこの國にちはやぶる荒ぶる國つ神どものさはなると思ほすは、いづれの神を使はしてか言趣ことむけなむ
いまし行きて天若日子に問はむ状は、汝を葦原の中つ國に遣はせる所以ゆゑは、その國の荒ぶる神たちを言趣ことむやはせとなり。何ぞ八年になるまで、復奏まをさざると問へ」