“多”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
おほ39.4%
おお38.9%
さは4.6%
4.2%
いか1.4%
おおく1.4%
サハ1.4%
いた0.9%
おおし0.9%
オホ0.9%
(他:13)6.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“多”を含む作品のジャンル比率
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語11.3%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)8.4%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
好事魔こうじまおほしとはよくひとところで、わたくしその理屈りくつらぬではないが
またそのしつ兩側りようがはかべちかくには、幾百いくひやくといふおほくのしがあつて
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
ここにはなしをしますのは、それらのおおくの天使てんしなか一人ひとりであるのはいうまでもありません。
飴チョコの天使 (新字新仮名) / 小川未明(著)
てき散々さんざんのめにあわして潰走かいそうさしたが、こちらにもおおくの死傷者ししょうしゃしました。
とびよ鳴け (新字新仮名) / 小川未明(著)
この三歌は、天語あまがたり二七なり。かれとよあかりに、その三重の婇を譽めて、物さはに給ひき。
ここにその隼人に物さはに賜ひてのりたまはく、「然らば汝の王をりまつれ」とのりたまひき。
会は大変もうかった。会は彼の功労を非常にとし、ついに千五百円を投げ出して、新邸宅を建てて彼に贈った。
(新字新仮名) / 海野十三(著)
いつものように御馳走になった上ぶんのお礼を頂いて表に出ると、まだ日はかなり高かったがもう木之助には他をまわる気が起らなかった。
最後の胡弓弾き (新字新仮名) / 新美南吉(著)
佃島には先生、不孝者を持っていかいこと苦労をする婆さんが一人ね、弁天様のわきけちな掛茶屋を出して細々と暮しています、子にない恐しい堅気なんで。
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
うへぬしむ、とふて、今以いまもつ誰一人たれひとりつりをするものはねえで、こひふないかこと。……
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
それいかりののしりやまざれば約々せわ/\しく腹立はらたつことおおくして家の内静ならず。
女大学評論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
この時は狐に化かされている時の状態と同じで丁度酔漢が酔った時におおくの人の為すべき行為を、自己命令でやる心理とよく似ている。
ばけものばなし (新字新仮名) / 岸田劉生(著)
家どころ サハに見え、
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
家どころ サハに見え、
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
その悪戯にいた機嫌きげんそこねた形、あまり子供がはしゃぎ過ぎると、若い母様おふくろにはてある図じゃ。
高野聖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
悪戯いたづらいた機嫌きげんそこねたかたち、あまり子供こどもがはしやぎぎると、わか母様おふくろにはてあるぢや、
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
安部あべおおしが大金で買った毛皮がめらめらと焼けたと書いてあったり
源氏物語:17 絵合 (新字新仮名) / 紫式部(著)
いわゆる(二字不明)おおしで、新思想を導いた蘭学者らんがくしゃにせよ、局面打破を事とした勤王きんのう攘夷じょういの処士にせよ、時の権力からいえば謀叛人であった。
謀叛論(草稿) (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
「此神を祭らば富みと寿とを致さむ」ともオホは言うて居るが、どうやら、富みの方が主眼になつて居る様である。
妣が国へ・常世へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
此も、常世から渡つた神だ、と言ふのは、張本人大生部オホフベオホの言明で知れて居る。
妣が国へ・常世へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
我、兄とつりばりを易へて、その鉤を失ひつ。ここにその鉤を乞へば、あまたの鉤を償へども、受けずて、なほその本の鉤を得むといふ。
ここに赤猪子「みことを仰ぎ待ちつる間に、已にあまたの年を經て、姿體かほかたちやさかかじけてあれば、更に恃むところなし。然れども待ちつる心を顯はしまをさずては、いぶせきにへじ」と思ひて、百取ももとり机代つくゑしろの物を持たしめて、まゐ出で獻りき。
この川沿かわぞいは、どこもかしこも、蘆が生えてあるなれど、わし小家こいえのまわりには、またいこう茂ってござる。
悪獣篇 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
蝮蛇のうちにも毒質のおいのとすくないのがありましてアルコールや焼酎へ漬けた時肉の縮まるのは良いし肉のゆるむのは悪いと申します。猪の肉にも一々検査したら毒質の違いがありましょうけれども何にしろ寒くない時と鮮しい肉は決して食べるものでありません」小山の妻君「そういうものですかね、私は猪でも雉子きじでも鮮しいほど好いと思っておりました。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
あはれ草臥くたびれもうけにるがおう
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
第五 遍地ニ罨覆あんぷくシテ寒ノ土中ニ侵透スルヲ防拒ス 地中よりテ以テ寒冷ヲ致サズ かえっテ温ヲ得 故ニ草木肥茂シ蟄虫ちっちゅう生ヲ得 又雪上ニそりヲ走ラシ犬鹿ヲ駆使シおもきヲ引キとおきニ致ス 故ニ北陲ほくすいおおきモ害ナク利アリ
(新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
小山内薫氏の書いた小説『大川端』や『落葉』に出てくる木場きばの旦那、およびおおのさんがこの二人である。多さんとは藤木麻女のことである。
春枝夫人はるえふじんと、日出雄少年ひでをせうねんと、わたくしとが、おほく身送人みおくりにん袂別わかれげて
濱島はまじま一家族いつかぞくと、わたくしとはおな馬車ばしやで、おほくひと見送みおくられながら波止塲はとばきた
小筑波のろに月立つくたし逢ひだ夜はさはだなりぬをまた寝てむかも (同・三三九五)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
天智天皇東宮に勅して、鴻業あまつひつぎのことを授く。すなはいなび譲りて曰く、やつがれ不幸さいはひなき、元よりさはの病有り。何ぞ社稷くにいへを保たむ。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
蒹葭深処月明多 蒹葭けんかふかところ月明らかなることすぐれり〕
向嶋 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
麻苧あさをらを麻笥をけふすさまずとも明日あすせざめやいざせ小床をどこに 〔巻十四・三四八四〕 東歌
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
うかるヽきのりやとれど品行方正ひんかうはうせい受合人うけあいてをうければことはいよいよ闇黒くらやみになりぬ
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
寛永の内侍所の御神楽の時に、四辻大納言がオホノ備前守盛忠を呼んで、軾を蹴らないやうに下知せしめた云々とありますが
神楽(その二) (新字旧仮名) / 折口信夫(著)