“甚”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はなは59.4%
はなはだ22.5%
ひど10.1%
いた3.1%
じん0.8%
いと0.8%
えら0.5%
はなはだし0.3%
いみ0.3%
0.3%
しど0.3%
ハナハ0.3%
ハナハダ0.3%
いか0.1%
きつ0.1%
いとゞ0.1%
たま0.1%
はな0.1%
はなだ0.1%
はななだ0.1%
はばはだ0.1%
0.1%
ぴど0.1%
0.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
川中島に於ける上杉謙信、武田信玄の一騎討は、誰もよく知って居るところであるが、其合戦の模様については、知る人はだ少い。
川中島合戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
かえりに、女中が妙な行燈に火を入れて、まで送って来たら、その行燈に白いが何匹もとんで来た。それが、うつくしかった。
田端日記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
うしてつてります品物らないと、いんですぜ、そりや、んだり、つたり、ポカ/\でさ。我又不善擇人參可否
人参 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
たゞ篇中の思想の頑癖に至りては、或は今日の余の思想とは異るところなり、友人諸君の幸にして余が為にく憂ひ玉はざらんことを。
我牢獄 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
與へしかば藤八は押戴重々有難き仕合なりとて宿役人倶々介抱なせしに漸々氣の付ければ役人同道にてに吉原伊豆助方へり本陣の御沙汰を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
この人はぼ我と同じくして、その家は貴族なり。心爽かにして頓智あり、會話もなれば、人皆その言ふところを樂み聽けり。
「御承知だつしやろが、松蔵はんは孝行者だしてな。」と仲に立つた男はつたさうな顔をして星島氏に言つた。
そ高利の術たるや、渇者に水を売るなり。渇のへ難き者に至りては、決してその肉をきてこれを換ふるを辞せざるべし。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
老たる女の法師のじく煤けたる狩袴の、筒とかやの様に細く短きを、帯より下五寸ばかりなるとかや言ふべからん、同じ様に煤けたるを着て、猿のにて言ふなりけり。
濫僧考補遺 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
「さんざ無代で飲食したうえ、こんな余興まで入るとは思いませんでした。いや、ッとおもしろかです」
その時は息切れがいくらいでわからなかったが、喘息がその次の冬になってあたしを苦しめ、心臓も悪かった。
相手「貴局ト通信ガ出来ルコトヲダシク喜ブモノナリ。予ハ今甚ダシキ危険ニ臨ミ居レリ。当方ノ信号ハ微弱ナリヤ?」
壊れたバリコン (新字新仮名) / 海野十三(著)
然ニ誠になげくべき事ハながとの国に初り、後月より六度の戦に日本利すくなく、あきれはてたる事ハ、其長州でたゝかいたる船を江戸でしふくいたし又長州でたゝかい申候。
乳母 もしえ、この指輪さまから、わしに貴下げませいとうて。さ、う、がしゃれ、けたによって。
カピ妻 さいの、其時分には鼠捕りであったさうな。したが、わたしが不寢をするゆゑ、其樣をばらすことぢゃない。
兄彦三郎は押止め今兩人江戸へ赴く時は母人しく思され猶も苦勞増給はんにより其方は母樣のに止りてらせよと漸々し正月廿一日いまだ幼弱の身を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
悲しみの為か心なしやつれの見える夫人の容貌は、暗緑の勝ったアフタヌーン・ドレスの落着いた色地によくうつりあって、それが又二人の訪問者にはらなく痛々しげに思われた。
花束の虫 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
恰も我が力なく能なく弁なく気なきを罵るに似たり。は斯の如く我に徹透す、而して我は地上の一微物、渠に悟達することのはだ難きは如何ぞや。
一夕観 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
妻はわたしの感じを見抜いてしまっていて、わたしを例によって調子にのっててられたのだとだ不きげんなのです。
オカアサン (新字新仮名) / 佐藤春夫(著)
張昺謝貴の二人、入りてを問うに、時まさに盛夏に属するに、王はを囲み、身をわせて、寒きことしとい、宮中をさえつきて行く。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
神尾が、しく不興な面をして、短冊をポンとり出したものですから、鐚があわててこれを拾い上げて後生大切に袖で持ち
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
しあの時分はそうでなかった。不孝の子であるように言われてみるとどくそれが気にかかる。
酒中日記 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
さればといってでの取扱いが変ったのではない。相変らず書生扱にされて、くコキ使われ、果は下女の担任であった靴磨きをも私の役に振替えられて了った。無論其時は私は憤激した。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
兄上がひ来玉ひし品は「にっける」をせたれば、陸にてはく輝けど、水の中にては黒みて見ゆる気味ありて魚の眼を惹くこと少しとなり、我が購ひ来しは銀色なせる梨子肌のものなれば
鼠頭魚釣り (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)