“參”のいろいろな読み方と例文
新字:
読み方割合
まゐ67.5%
まい10.4%
めえ9.1%
さん2.6%
2.6%
まゐり1.3%
まゐる1.3%
あづか1.3%
からすき1.3%
まゐつ1.3%
まゐらせ1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うしてつてまゐります品物しなものらないと、ひどいんですぜ、そりや、んだり、つたり、ポカ/\でさ。我又不善擇人參可否われまたにんじんのかひをえらぶことをよくせず
人参 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
尋る由其人は駿府御城番樣の御家來なる石川安五郎と申御方の趣きにて私し妻節の里水田屋藤八の手紙を持て私し方へたづねまいる處なりしとて右の手紙を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「あつしは町方のもので、昨夜の騷ぎのことでめえりました、恐れ入りますが、旦那の御腰の物を拜見さして頂けませんか」
聞かれいやとよ夫は差置さしおき外々ほか/\の御役人にては誰が利口りこう發明はつめいなるうはさにやと仰せらる其時伊勢守さん候外御役人にては町奉行越前など發明との評判に御座候やにうけたまはる旨を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ここに二柱の神はかりたまひて、「今、吾が生める子ふさはず。なほうべ天つ神の御所みもとまをさな」とのりたまひて、すなはち共にゐ上りて、天つ神のみことを請ひたまひき。
相※に外廓の見附は何も〆切しめきりたり斯て越前守の役宅へ近付ければ只今たゞいま天一坊樣いらせられたり開門せよと呼れば此日は池田いけだ大助門番を勤め何天一坊がまゐりしとや天一坊は越前守が吟味を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
たつすれば殺生禁斷せつしやうきんだん場所ばしよあみおろせしと見ながら其儘そのまゝ差置難さしおきがたし此度は自身じしんまゐるべしとて與力よりき二人を召連めしつれ阿漕が浦にいたれば其夜も徳太郎君れいの如くあみ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
わが軍をあまねく照らすかの日輪にしるさるゝごとく、戰鬪たゝかひあづかる寺院にては彼より多くの望みをいだく子一人ひとりだになし 五二—五四
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
からすき宿しゆく、みつぼしや、三角星さんかくせい天蝎宮てんかつきう
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
得ず依て町奉行所へ御同道どうだう申さんため我々兩人まゐつて候なりと聞て伊賀亮はわざ氣色けしきへ夫は甚だ心得ざる口上なり各々には如何樣いかやう身分みぶんにて恐れ多も天一坊樣を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
天地紅の色つぽい結び文、押し開けると、プーンと掛け香の匂ひ、女文字の散らし書きで『ぜひ/\お出で下されたく、命にかけて御待申上參らせ候』と、まゐらせの字が、小首をかしげて、うれひふくんでゐる