“墓參”のいろいろな読み方と例文
新字:墓参
読み方割合
はかまゐ80.0%
ぼさん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこでとうさんはお墓參はかまゐりにみちはうから、るべくつたひとはない田圃たんぼわきとほりまして、こつそりと出掛でかけてきました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
本當ほんたうにね、どうにかしてつてませうね。わたしは、ステイシヨンについたらすぐに、くるまでお父樣とうさまのお墓參はかまゐりにかうとおもひますわ。創生川そうせいがはぶちから豐平橋とよひらばしわたつてくんですわ。
追憶 (旧字旧仮名) / 素木しづ(著)
何事なにごといでられんもるべからず、打明うちあけられしだけ殊勝しゆしようなり、よろつはゝむねにありまかせたまへとゆゑやみに、ある夕暮ゆふぐれ墓參ぼさんもどり、槖繩師うゑきやがりくるまをせて、りもせぬはちものゝ買上かひあ
たま襻 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)