“闇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やみ80.0%
くら15.9%
ぐら0.9%
0.5%
くれ0.5%
あん0.5%
くらがり0.5%
くらやみ0.5%
くらが0.2%
くろ0.2%
クラ0.2%
ヤミ0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このに、ただ一つきているもののごとくわれたものがあります。それは、半丁おきごとにされている電燈でありました。
りたての狹苦しい小屋内側つぽくくした。段々くのが待遠卯平毎日つてた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
ウドき柳のに一軒の小屋あり、主は牧勇蔵と言う小農夫、この正月阿園と呼べる隣村の少女をりて愛の夢に世を過ぎつつ
空家 (新字新仮名) / 宮崎湖処子(著)
らき波の白く砕けて岸にゆる有様がいい知れぬ快感をき起して、我れ知らず躍り上るを禁じ得なかった。
五八「旦那さん、こういう奴は矢張話のを戻して、縄ア掛けて、名主様へ引いて往って、え所へ押入る方がよかんべい、鳥渡名主どんの所へ往ってくべいか」
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
に知ッていたので、いわゆる虫が知ッていたので,——そのえるふりの、その蹴返、そのたおやかな姿、その美しい貌、そのやさしい声が
初恋 (新字新仮名) / 矢崎嵯峨の舎(著)
で見えなかったのか、私の方にも目もくれず、二人でずんずん奥へ行きますからどうするかと、私も後から蹤いて参りますると、大旦那様のお姿を見るが早いか
月世界競争探検 (新字新仮名) / 押川春浪(著)
灯台のは、廻転する度に、その幅の広い、大きい、長い光芒を夜のに曳いて行つた。海は真闇で、船の灯らしい灯も見えなかつた。
波の音 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
もうサヤサヤとの葉を分けて跫音は私のすぐ横手にえている大きな椎の木の薄りに聞えてきて、老爺と女中らしい人がそこに丁寧に腰を屈めて
逗子物語 (新字新仮名) / 橘外男(著)
 闇夜に人の門を叩かんとするに、一寸先はうしていづくを門とも定めがたし。
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
い空間は、明りのやうなものをしてゐた。し其は、蒼黒の如く、たなびくものであつた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
其日からもう、若人たちの糸縒りは初まつた。夜は、の中で寝る女たちには、稀に男の声を聞くこともある、奈良の垣内住ひが、恋しかつた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)