“諒闇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りょうあん68.8%
りやうあん25.0%
りようあん6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
例年は正月の十一日は大法会だいほうえがあるはずなのが、去年は諒闇りょうあんのことがあったり、天下多事の際、遠慮してこの秋まで延ばされたものらしい。
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
諒闇りやうあんの喪に服して、全国は管絃の音も聞かなかつた。日本は之から変るだらうと新見は考へたが貧民窟は相も変らず、凡て外側のことには無関係であつた。
諒闇りようあん中に、皇太子が侍女と私通した。女帝から訓戒を加へたけれども、その後も素行が修まらない。
道鏡 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)