“大法会”の読み方と例文
旧字:大法會
読み方割合
だいほうえ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
例年は正月の十一日は大法会だいほうえがあるはずなのが、去年は諒闇りょうあんのことがあったり、天下多事の際、遠慮してこの秋まで延ばされたものらしい。
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
チョエン・ジョェという大法会だいほうえ は私共がかつて見たことのない法会で、今図面に現われて居るように二町四面の釈迦堂のその中に、一町四面の根本こんぽん釈迦堂がある。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
白河院の頃までは、天王寺の舞人まひけれども、させることはなくて、大法会だいほうえにかりいだされけるを
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)