“弘法大師”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうぼうだいし70.6%
こうぼふだいし17.6%
こうぼうさま5.9%
こうぼうたいし5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また弘法大師こうぼうだいしの言の引用をお教えくださった寿岳文章じゅがくぶんしょう氏を始め、種々の示教と激励の言葉を賜わったかたがたに深い感謝をささげる。
茶の本:03 改版に際して (新字新仮名) / 村岡博(著)
わが日本開闢かいびやく以來、はじめて舞樂のおもてを刻まれたは、勿體なくも聖徳太子、つゞいて藤原淡海ふぢはらのたんかい公、弘法大師こうぼふだいし倉部くらべ春日かすが、この人々より傳へて今に至る、由緒正しき職人とは知られぬか。
修禅寺物語 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
夕御飯ゆうごはんがすむと、お気に入りの松さんの車で、ソロソロと、牢屋ろうやの原の弘法大師こうぼうさまへ祖母は参詣にゆく。ある時は毎晩のように出かける。
弘法大師こうぼうたいしなどもはじめは久米様のいた寺で勉強した位である、なかなかの魔法使いだったから、雲ぐらいには乗ったろうが、洗濯女の方が魔法が一段上だったので、負けて落第生となったなどは
魔法修行者 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)