“開闢”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かいびゃく79.8%
かいびやく18.1%
はつぐに1.1%
ハジメ1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すでに平民へ苗字みょうじ・乗馬を許せしがごときは開闢かいびゃく以来の一美事びじ、士農工商四民の位を一様にするのもといここに定まりたりと言うべきなり。
学問のすすめ (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
「この小さい村、皆な合せても百戸位しかいこの小さい村に、十五六軒ですだで、村開闢かいびやく以来の珍事として、大騒を遣つて居りますだア」
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
我が国は天照すおほん神の開闢はつぐにしろしめししより、日嗣ひつぎ大王きみゆる事なきを、かく口さかしきをしへを伝へなば、末の世に八二神孫しんそんを奪うてつみなしといふあたも出づべしと
此大倭国者天地開闢ハジメヨリ以来黄金人国(用理)献言有(登毛)斯地者無物念(部流仁)聞看食国中東方陸奥国守従五位上百済王敬福部内少田郡黄金出在奏献。