“かいびゃく”の漢字の書き方と例文
語句割合
開闢100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この渓谷けいこくの水が染物そめものによくてきし、ここの温度おんどかわづくりによいせいだというか、とにかく、おどしだに開闢かいびゃくは、信玄以来しんげんいらいのことである。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
まして、この大湖の岸には、飛騨の高山と違って、日本開闢かいびゃく以来の歴史があり、英雄武将の興亡盛衰があり、美人公子の紅涙があるのです。
大菩薩峠:35 胆吹の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
宇宙開闢かいびゃく論的見解や夢想や神秘説などを外にして、社会主義者らが提起する問題のすべては、二つの主要なる題目に帰結することができる。