“着手”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちやくしゆ33.3%
きて22.2%
ちゃくしゅ22.2%
かゝ11.1%
かゝり11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
左樣さよう不肖ふつゝかながら、この櫻木さくらぎ畢世ひつせいちからつくして、わが帝國海軍ていこくかいぐんめに、前代未聞ぜんだいみもんある有力いうりよくなる軍器ぐんき製造せいぞう着手ちやくしゆしてるのです。
其頃そのころ着手きての無いインパネスのもう一倍いちばいそでみじかいのをて雑誌を持つてまわる、わたしまたむらさきヅボンといはれて、柳原やなぎはら仕入しいれ染返そめかへしこんヘルだから、日常ひなたに出ると紫色むらさきいろに見えるやつ穿いて
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
まずその第一着手ちゃくしゅとして、銀座八丁の表通を、一か所もあき地のないように店をたてならべることになった。
一坪館 (新字新仮名) / 海野十三(著)
大佐閣下たいさかつか餘程よほどまへからこのくはだてはあつたので、すでに製圖せいづまで出來できるのだが、海底戰鬪艇かいていせんとうていほういそがしいので、ちからけること出來できず、いづてい竣成しゆんせい製造せいぞう着手かゝらうとおつしやつてるのだが
其處そこで、貴方あなたすゝめるのです貴方あなた石炭焚せきたんたきだの、料理方れうりかただのつて、其樣そん馬鹿ばか眞似まね出來できるものでいから、それよりは、この鐵檻車てつおりぐるま製造せいぞうにお着手かゝりなすつては如何いかゞです