“其處”のいろいろな読み方と例文
新字:其処
読み方割合
そこ96.9%
そこら1.0%
そのところ1.0%
そん1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
古井戸は、先住ものにふことありて其處しくなりぬとぞ。ちたる犇々としていなるのおもしをいたり。
森の紫陽花 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
何しろ此の家の財産の目星しい物といふ物が殘らずさらけ出してあるのだが、其れが始末好く取片付けられてゐるから、其處がキチンと締ツて清潔だ。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
又七殿訴へなば大亂となり白子屋の家名立難しお常殿は女の事故其處へ氣もれざるは道理の事なれども能々勘辨ありて隨分又七殿を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
成程此の事じや、其様に阿父を憎むことは出來ないて!………俺だつて親になるかも知れんのだからな。だが人間と云ふは、親になると、何うして其處な勝手な根性になるんだ。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)