“家”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うち56.3%
いえ14.6%
13.8%
いへ5.5%
2.3%
2.1%
1.0%
とこ0.9%
ウチ0.5%
0.5%
0.3%
0.3%
いゑ0.2%
0.2%
ところ0.2%
0.2%
イヘ0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
ハウス0.1%
0.0%
ホーム0.0%
うし0.0%
ええ0.0%
げえ0.0%
0.0%
0.0%
のいえに0.0%
アド0.0%
ウィッグワム0.0%
ヤカ0.0%
ヤド0.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あるおうちに かあいいおねこさんがかはれてゐました。えりまきのかはりにもも色の首輪をつけて、たいへんハイカラにみじまひしてゐました。
東京とうきょうまちなかでは、かいこをかううちはめったにありませんので、しょうちゃんには、かいこがめずらしかったのです。
正ちゃんとおかいこ (新字新仮名) / 小川未明(著)
わたしまれるまえから、このおき時計どけいは、いえにあったので、それだけ、したしみぶかいかんがするのであります。
時計と窓の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
夫婦いえに居て親子・兄弟姉妹の関係を生じ、その関係について徳義の要用を感じ、家族おのおのこれを修めて一家の幸福いよいよ円満いよいよ楽し。
日本男子論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
そこでその人の官舎へ来るようにとのことだったので、蘇州のしげのという日本宿に落着いてから、やがてその官舎の方へお訪ねしたわけであった。
朝夕のたつきも知らざりし山中やまなかも、年々の避暑の客に思わぬけぶりを増して、瓦葺かわらぶきのも木の葉越しにところどころ見ゆ。
書記官 (新字新仮名) / 川上眉山(著)
またるだけでもておきたいとおもつて、いへちかくにて、すきのようなところからのぞかうとしましたが
竹取物語 (旧字旧仮名) / 和田万吉(著)
こは何事なにごとやらんとむねもをどりてふしたる一間ひとまをはせいでければ、いへあるじ両手りやうてものさげ
細い横丁を二三度あちこちへ折れて、飛びこんだのはアパートメントとは名ばかりの安宿やすやどの、その奥まった一室——彼等の秘密のかく
間諜座事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
戦乱による「時の敗者」にとっても、悪質な闇の横行者や怠け者にも、当時の農村は全国的によいかくにされていたという事実である。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
朝日あさひして夕日ゆふひ仕舞しま手當てあてこと/″\しく、一ないこれにかゝりてれはなにぞとふに
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
人間にんげんなどのるいはどういふふうなものであつたかといふと、まへにもまをしたとほり、屋根やね草葺くさぶ
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
当時十七歳だつた——の令嬢明子あきこは、頭の禿げた父親と一しよに、今夜の舞踏会が催さるべき鹿鳴館ろくめいくあんの階段を上つて行つた。
舞踏会 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
ルネツサンス芸術の保護者であつた貴族メデイチの霊廟をサン・ロレンツオうてミケランゼロの建築にやゝ久しく陶然とした。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
海「ハヽヽヽヽ何を言ってるんだ、僕はな今朝こゝを出ると青山の長官のとこへ参り、それから久しゅうかんによって上野浅草附近を散歩して」
じいさんとこのは大きくて他家よその三倍もあるが、きが細かで、上手じょうずに紅入の宝袋たからぶくろなぞこさえてよこす。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
アマリクルシイノデ、ボンコチヤンハオイシヤサマノイツタヤウニ、ビヨウキガナホルノナラ、モンコチヤンノオウチヘカヘリタイトイヒマシタ。
バウシ ノ ユクヘ (新字旧仮名) / 村山籌子(著)
「だから今度田中さんが、そのウチには子供も大勢だし、誰も世話する者がないから自分が世話をしに、満洲のその家に世話に行くんだつて。」
耕二のこと (新字旧仮名) / 中原中也(著)
……君んで、どれ程迷惑してゐるかと言ふことは良く分つてるんだけど、自分でアテがないから自発的に出て行くといふ気持は動かないんだ。
竹藪の家 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
「あたいんか? あたいん家はねえ」と阿部は少しでも高くなって展望をきかせたいと思い、金網にすがってこうもりのようにぶらさがった。
白い壁 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)
「おはん、お出でやす。」と、男女の雇人中の古參なものは口々に言つて、一時「氣を付けツ」といつたやうな姿勢をした。
鱧の皮 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
「よきら甘藷さつまうめえか」
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
而もそれに続く——向ひの老夫婦を送り出した心の、しみ/″\清らかな油屋の女房へ、恐怖のおとづれびとが来るのであつた。
実川延若讃 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
オ米ノ サガシ
未刊童謡 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)
いゑかへりしはくれの八いつもうすくらき洋燈らんぷのもとに風車かざぐるま犬張子いぬはりことりちらして
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
りきは一さんいゑて、かれるものならこのまゝに唐天竺からてんぢくはてまでもつて仕舞しまいたい
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
『ア、だのでヤなかつたけな。』と言つて、ムクリと身を起した。それでもまだ得心がいかぬといつた様に周囲あたりを見廻してゐたが、
天鵞絨 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
※ごぁ、今朝ももどて来なぃがべが。でぁこったにいしょがしでば。」
十月の末 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
私は、ハテ不思議だ、屹度お宮のことを言うのだろうが、何うしてそれが瞬く間に此の婆さんのところにまで分ったろうか、と思って、首を傾けながら
別れたる妻に送る手紙 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
「怒るもんか、唯喫驚びっくりするばかりだよ。僕んところのお父さんなんか随分喫驚したぜ。そして最早もう仕方がないって言った」
いたずら小僧日記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
こんねえだ俺ら、新やんで聞いたけんど、工場さ行ぐと、毎日めえんち毎日めえんちぎゅうばっか食わして、衣裳までくれんだって……
禰宜様宮田 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
出雲大社教の管長千尊愛氏は、この十日頃、随員と一緒に舞鶴まひづるへ乗込み、十一日には加佐かさ和江わえ村の和江神社で清祓式きよはらひしきを挙げた。
シヅイヘ這入ハヒリせばめて 物うゝる畑のめぐりの ほゝづきの色※
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
イヘ玉笛ギヨクテキアンコヱトバ
武者窓日記 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
だケエに十年も後家ごけ立デデせ、ホガガらワラシもらわらの上ララそだデデ見デも
地方主義篇:(散文詩) (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
男『フンフン、御前おめあハンモエツタケスカ。フン、ニソダチナハン。アレガラナハン、サ來ルヅギモ面白オモシエガタンチェ。ホリヤ/\、大變テイヘンダタァンステァ。』
葬列 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
若くから氏上ウヂノカミで、數十の一族や、日本國中數萬の氏人ウヂビトから立てられて來た家持ヤカモチも、ぢつと對うてゐると、その靜かな威に、壓せられるやうな氣がして來る。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
若くから氏上ウヂノカミで、數十の一族や、日本國中數萬の氏人ウヂビトから立てられて來た家持ヤカモチも、ぢつと對うてゐると、その靜かな威に、壓せられるやうな氣がして來る。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
「せんせせんせ、それよりもまだ大騒動おおそうどうなんよ。米屋の竹一んは、ぬすっとにはいられたのに、なあ竹一。米一ぴょう、とられたんなあ」
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
「知らん。見えなんだ。——その小母さん、おしろいつけて、きれい着物きとった。マッちゃんよめにきたんとちがうかって、小ツルさんがいうんで」
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
(34) この肖像は今ではボンの「ベートーヴェンのハウス」〔彼の生家・現在は博物館に保存されている。
言わば、金をテップに換えてやった額だけ、そっくりそのままハウスの所得なんだから、誰が勝とうが負けようが、あとは卓子テーブルの上を色付きの木片が動くだけで、マルガリイダ婆さんは最初から取るものはすっかり取って大安心なのだ。
にやねえが、ぢいがなつたつけな、おとつゝあ」さういつておつぎは小走こばしりに卯平うへい小屋こやつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
ぢや元日ぐわんじつにやくれえにきて、みのて、圍爐裏端ゐろりばたいもえてくふ縁起えんぎなんだが
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
「結局、ホームの静かな悦楽に比ぶべきものは外にない。ここでさえも食卓を離れる時は、おん身と一緒に静かにおったらばと切に思い出す。こうして世の中を走り廻るにつけて、私はおん身と共に暮すことの幸福を、いよいよ深く感ずるばかりである。」
二六 幸福なるホーム
「おまえさんのうしうしは、いくらでれたか。」とききました。すると、その百しょうは、
百姓の夢 (新字新仮名) / 小川未明(著)
乞食ほいとして暮しゃ、ええも地面も入用んねえで、世話あねえわ!
禰宜様宮田 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
太郎作げえの鶏の子
十五夜お月さん (旧字旧仮名) / 野口雨情(著)
『類函』四二九巻に陳氏義興山中にむ、夜虎門に当って大いにゆるを聞き、開きれば一少艾衣類凋損ひとりのむすめきものそこねたれど妍姿傷みめそこねず問うてこれ商人のむすめ母に随い塚に上り寒食をすところを虎に搏たれ逃げ来た者と知り
「梅ならうちにもあるわ。けんど、梅は酸いさかい、ほない好かん」
澪標 (新字新仮名) / 外村繁(著)
『旧蹟遺聞』以後の研究者は、これをもって今の岩手郡厨川くりやがわ村の字八卦に当て、吉田博士は「波気」の下に「のいえに」という一字が落ちたのだろうといわれた。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
私は第一こんなに早く太田が私のアドを吐こうなどとは考えもだに及ばなかったからである。
党生活者 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)
……わたしの見た家のうちには長さ六十フィートないし百フィート、幅三十フィートぐらいのも幾軒かあった。」……彼はかれらのウィッグワムに泊まったことがしばしばあったが、「それはいちばんよい英国の家ぐらい暖かであった。
モリ神南備カムナビなどは、社殿のないのが本体で、社あるは、ヤカガミ或は、梯立で昇り降りするほくらの神から始まるのである。
琉球の宗教 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
我がヤドのいさゝ群竹ムラタケ 吹く風の 音のかそけき、このゆふべかも(同)
叙景詩の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)