“家庭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かてい49.0%
うち27.5%
ホーム7.8%
いえ3.9%
おうち2.0%
かない2.0%
とこ2.0%
やには2.0%
フォアイエ2.0%
ホウム2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とその家庭苦痛白状し、にこの主人公殺人罪人なるカ……イ……をひて僑居るに一節めて面白し。
罪と罰(内田不知庵訳) (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)
麹町の番町に住んでいる、或る船の機関長の家庭われて来てから一年ばかり経つと、何となく、あたりまえの児と違って来た。
人の顔 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
僕は礼をいい「あなたが早く家庭に帰れることを、僕は非常にうれしく思う。家族はいるのか」と聞くと、「女の子が二人……」といいかけて、突然銀の匙の滴を切り
「侍の家庭とは、淋しいものよ。母と子でさえ、一年のうち、幾日朝夕を共にすることがあろうぞ、などとお留守中も、時折、仰っしゃっていらっしゃいました」
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
旦那様がこれですから、奥様は家庭を温泉の宿のような気で、働くという昼があるでなければ、休むという夜があるでもなし、毎日好いた事して暮しました。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
教会へは及ばずながら多少の金を取られてる、して家庭禍殃種子かれでもようものなら、我慢が出来るか如何だらう
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
身分の釣り合った良い家庭のお嬢さんを正式にお貰いになって、今ごろは世間並みのしゃんとした暮らしをしていらっしゃる筈の立派な青年を、あなたは誘惑なすったんですもの。
決闘 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
そして家の中は出来るだけ陽気にして、『つまらない』近親を大勢集めること。つまらないといっても、そうした者達を欠くことの出来ないのが即ちその幸福な場所、『家庭』というものなんだ——
孤独 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)
私にとつて、ある程度までローウッドを家庭のやうに思はせてゐた聯想も、落着いた氣持も、彼女と一緒に行つてしまつた。