“一年”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ひととせ55.9%
いちねん20.3%
ひとゝせ13.6%
あるとし8.5%
ヒトトセ1.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“一年”を含む作品のジャンル比率
文学 > イタリア文学 > 詩21.4%
哲学 > 心理学 > 超心理学・心霊研究9.1%
文学 > 日本文学 > 記録 手記 ルポルタージュ2.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
忍剣にんけん恵林寺えりんじにいたころ、一年ひととせ、その盛時せいじを見たことがあるので追憶ついおくがふかい。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
養和やうわの秋、富士河の水禽みづとりも、まだ一年ひととせぬ夢なれば、一門の公卿こうけい殿上人てんじやうびとは言はずもあれ
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
えゝ、お姫様ひいさまの! うやらいままでの乞目こひめでは、一度いちど一年いちねんかゝりさうぢや。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
農夫のうふ如何いかうゑても、一合いちごうむぎはずにいて一年いちねんはかりごとをする
一年ひとゝせあまりガエタ(こはエーネアがこの名を與へざりしさきの事なり)に近く我をかくせしチルチェと別れ去れる時 —九三
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
われ等は未來一年ひとゝせの間のおん身の振舞を見て、過去の我等の待遇のおん身に利ありしか利あらざりしかをためすべしといはれぬ。
一年あるとし、激しい旱魃のあつた眞夏、女優村井紫玉を主とした新劇團が、北陸の都で興行して、人氣を博した時の事である。
——一年あるとし先生せんせい名古屋なごやあそんで、夫人ふじんとは、この杉野氏すぎのしつうじて、あひんなすつたので。
火の用心の事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
——飢エタオルル共、二君ヲ求ムル心無ク、夫婦シテ流転年久シク、イヤシキワザシテ歩クウチ、一年ヒトトセ中国ノ一寺ニ、一女ヲ捨テ、伝来ノ天音一管ヲ襁褓ムツキニ添エテ、慈悲ノ御廂ミヒサシニ、子ノ末ヲ祈願シ奉リテ又他国ニ漂泊サスラウ。
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)