“擧”のいろいろな読み方と例文
新字:
読み方割合
63.0%
こぞ13.7%
あが8.2%
きよ5.5%
あげ4.1%
1.4%
あぐ1.4%
こぞつ1.4%
まう1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あはれ新婚しんこんしきげて、一年ひとゝせふすまあたゝかならず、戰地せんちむかつて出立いでたつたをりには、しのんでかなかつたのも、嬉涙うれしなみだれたのであつた。
雪の翼 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
たとひポリンニアとその姉妹達とがかれらのいと甘き乳をもていとよく養ひし諸〻の舌今こぞりて鳴りて 五五—五七
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
だから、お曾與殺しの下手人があがらなきや、神田中の綺麗な娘が、種切れになると、大眞目面で思ひ込んでやがるから世話はない
公之をうれへ、田中不二麿ふじまろ、丹羽淳太郎等と議して、大義しんほろぼすの令を下す、實に已むことを得ざるのきよに出づ。一藩の方向はうかう以て定れり。
府庫ふこうちには蜀江しよくこうにしき呉均ごきんあや氷羅ひようら罽氈せん雪穀せつこく越絹ゑつけんあげかぞふべからず。わう、こゝにおい傲語がうごしていはく、われうらむらくは石崇せきそうざることを、石崇せきそうまたしからんと。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ここにそのみめ須勢理毘賣すせりびめの命、蛇のひれをその夫に授けて、「その蛇はむとせば、このひれを三たびりて打ちはらひたまへ」
其外そのほか便利べんりは一々かぞあぐるにおよばざることなり。たゞ此後このゝち所謂いはゆる晦日みそかつきることあるべし。
改暦弁 (旧字旧仮名) / 福沢諭吉(著)
三一 道を行ふ者は、天下こぞつそしるも足らざるとせず、天下擧て譽るも足れりとせざるは、自ら信ずるの厚きが故也。其の工夫は、韓文公が伯夷の頌を熟讀して會得せよ。
遺訓 (旧字旧仮名) / 西郷隆盛(著)
えらびて立派に婚姻こんいん取結とりむすぶに二個ふたりおもおもはれし中なれば其親みは一方ならす男女あまたの子をまうけしに中なる一にんは成長の後有馬家ありまけ召出めしいだされ家臣と成て大藤の家名を再興し武左衞門は一生を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)