“擧動”のいろいろな読み方と例文
新字:挙動
読み方割合
ふるまひ50.0%
きよどう25.0%
ふるま10.0%
やうす10.0%
ものごし5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
殺したる事大膽不敵の擧動ふるまひなり伊勢屋方よりうつたへたる旅僧も同夜の事なれば是はなんぢ同類どうるゐなるべし殊更ことさら其方そのほうは金屋にて盜みし櫛を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ぼく子供心こどもごころにも此樣子このやうす不審ふしんおもつたといふは、其男そのをとこ衣服みなりから風采ふうさいから擧動きよどうまでが、一見いつけん百姓ひやくしやうです、純然じゆんぜんたる水呑百姓みづのみひやくしやうといふ體裁ていさいです
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
一六二 人若し少しも戒を持たずんば、蔓の滋れる沙羅樹の如く、自ら敵の欲するまゝに擧動ふるまふ。
法句経 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
片目の小さい、始終唇を甜め廻す癖のある、鼻の先に新聞記者がブラ下つてる樣な擧動やうすや物言ひをする、可厭いやな男であつた。
札幌 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
源助さんは、もう四十位になつてゐるし、それに服裝の立派なのが一際品格を上げて、擧動ものごしから話振から、昔より遙かに容體づいてゐた。
天鵞絨 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)