“一見”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
いっけん50.0%
いつけん35.0%
いちげん5.0%
ふり5.0%
イチゲン5.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“一見”を含む作品のジャンル比率
総記 > 団体 > 博物館100.0%
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 風俗習慣・民俗学・民族学4.3%
芸術・美術 > 演劇 > 歌舞伎4.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
宗助は一見いっけんこだわりの無さそうなこれらの人の月日と、自分の内面にある今の生活とを比べて、その懸隔けんかくはなはだしいのに驚ろいた。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
一見いっけん薄気味の悪い魔形の山、お伽噺とぎばなしの中にある怪物のむ山である。
こゝに於て予は猛然と心覚めて、寝返りしつゝまなこみひらき、不図ふと一見いつけんしてあをくなりぬ。
妖怪年代記 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
白足袋しろたびに、日和下駄ひよりげたで、一見いつけん僧侶そうりよよりはなか宗匠そうしやうといふものに
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「ですとも。それを知らん顔で、しらばっくれて、唯今ただいま一見いちげんという顔をなさるから、はぐらかして上げましたんでさ。」
南地心中 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
一見いちげんでこうなった。
南地心中 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
そのなかで料亭ちゃやの番頭が、大尽遊びをきめ込んでいる一見ふりのお客からなんべんもなんべんもちょいと百両立て替えてくれとアッサリ頼まれるところがある。
寄席 (新字新仮名) / 正岡容(著)
一体「ているす」さへ読んだことのない一見イチゲンの見物に、源氏が舞台を見ただけで直に訣るものと思つてゐることが、どうかしてゐるのである。
「なよたけ」の解釈 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)