“位”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
くらゐ28.3%
くらい28.0%
ぐらゐ10.2%
ぐらい9.4%
くれえ4.3%
くら3.5%
3.5%
2.8%
ぐら2.0%
くれ1.6%
(他:16)6.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“位”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸67.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語4.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)3.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
まちは、をつとのあとからあるきながら、一人ひとりごとのやうにきこえないくらゐこゑつた。
追憶 (旧字旧仮名) / 素木しづ(著)
たきくつがへすやうで小留をやみもなくうちながらみんな蓑笠みのかさしのいだくらゐ
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
トヨの手綱たづなは、源吉じいさんに握られているが、爺さんの姿は、トヨに劣らないくらい、十分にけだるそうである。
南方郵信 (新字新仮名) / 中村地平(著)
どのくらい足が早かったか覚えはない、五、六けん先へいっ振返ふりかえって見ると、その男もドン/\逃げて行く。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
仲間なかまおほきなはそれでも一ぴきぐらゐづつ與吉よきちざるにもれてるのであつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
勘次かんじはそれでもいくぐらゐするものかとおもつていたら一罎ひとびんが三ゑんだといつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
ここに着物が二枚ある、是れでまかないの代ぐらいはあるだろう、ほか書籍ほんもあるが、是れは何にもならぬ。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
加うるに森山とう先生も何も英語を大層たいそう知て居る人ではない、ようやく少し発音を心得て居ると云うぐらい
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
「そんでも大凡おほよそまあどのくれえしたもんでがせうね」勘次かんじまた反覆くりかへしてうながした。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
「どのつくれえなほつたもんでござんせうね、先生せんせいさん」百姓ひやくしやう懸念けねんらしくいた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
成る程其処そこには、三尺四方くらいの機械油のたまりが、一度水に浸されたらしくなかばぼやけて残っている。
カンカン虫殺人事件 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
志村しむらがあのくらけるなら自分じぶん幾干いくら出來できるだらうとおもつたのである。
画の悲み (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
兵学の師、平田ひらたと、弓槍きゅうそうの師範役、市川大介とが、馬をお小屋のわきへ捨てて、駈け寄って来た。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
第三は、宝暦変の時に、倒幕の先鋒であった竹屋三きょうが、幕府の目をくらまして失踪の後、いつか同家の食客となっていること。
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
一人は、若い侍で、背後うしろ姿ではあったけれど、何とも言えないひんがその体に備わっていた。
生死卍巴 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
ありますとも、其処そこが臨機応変、仏教のいわゆる、「しょ」に適する方法に於いて原則を実地に応用しなければなりません。
慈悲 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
でもね人間の力でなくても 自然しぜんの力でも いまここにうつぐらいのまつすぐな運河もできるのぢや ごらんあれを
みちびかるゝまゝに入込いりこんだのは、階上にかい南端なんたん一室ひとまで、十じやうぐらいの部室へや
隨分ずゐぶんあれえことしたとえつけな、らも近頃ちかごろになつてくれえな唐鍬たうぐは滅多めつたつたこたあねえよ
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
「分らねえだよ。に角、どのくれえ探してもいねえだ。どこかへ行っちまったゞよ」
青服の男 (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)
卯平うへい確乎しつかりしろ、らだら勘次等かんじらぐれえなゝまたうんちあせらな
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
ちつちえくせにな、らやうなばゝあでも十ぐれえ背負しよへんだもの
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
同じ牛でもどうも、五くらゐいたといふ事を聞きましたがまつたくでございますか。
牛車 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
それはほかでもない、小泉氏にじゆを贈るといふ事だ。
だがの考えて見りゃア珍らしくもねえやつよ。おれっちが行くとこはみんなくれいのいいうちだが。大げえはなんかしらなんくせつきだ。
藪の鶯 (新字新仮名) / 三宅花圃(著)
『ワツハハ。心配しんぺいする事アえ、先生。齢ア四十一だべえが、村一番の醜婦みたくなし巨女おほをなごだア、加之それにハア、酒を飲めば一升も飲むし、甚麽どんな男も手余てやましにするくれい悪酔語堀ごんぼうほりだで。』と
赤痢 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
婆「指物とア…ムヽ箱をこせえるのだね、…不器用なこんだ、箱を拵えるぐれえで足い鑿い打貫ぶっとおすとア」
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
三匹ぐれえ腹ア敲き破ってひっくりけえって居る
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
らもいまんなつてからぢやこれ、はなしするやうなもんだがひとしきりやいたかんな本當ほんたうに、こんでもくらえにすんにやゝつとこせえだぞ」といつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
そるば、どうしてん、発たずにやをられんて云ふととだるけん、こんくりやあわけんわからん話てあるもんぢやなかと。
牛山ホテル(五場) (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
「だつて、そのくれゐあためへだア。お前さアばか、勝手な真似して、うらとがめられるせきはねえだ」
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
『ハイ行きますよ。貴方あなたくれゑ隔てなくして呉れる人アえだもの。』
菊池君 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
公子 津波しき、家来どもが些細ささいな事を。さあ、そこへお掛け。
海神別荘 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)