鳴門秘帖なるとひちょう02 江戸の巻02 えどのまき
みぞれ模様の冬空になった。明和二年のその年も十一月の中旬を過ぎて。 ここは江戸表——お茶の水の南添いに起伏している駿河台の丘。日ごとに葉をもがれてゆく裸木は、女が抜毛を傷むように、寒々と風に泣いている …
作品に特徴的な語句
裸足はだし 深傷ふかで 脾腹ひばら 御家人ごけにん 修羅しゅら 凄味すごみ 裏店うらだな 坩堝るつぼ 煙草盆たばこぼん 反身そりみ 浅黄あさぎ 立場たてば 喉笛のどぶえ 狐狸こり 脱兎だっと 藁草履わらぞうり 韋駄天いだてん 夜寒よさむ 高輪たかなわ あま 烏滸おこ 音沙汰おとさた 仮借かしゃく 孤児みなしご 鉄漿おはぐろ 人非人ひとでなし 板塀いたべい 緋縮緬ひぢりめん 無碍むげ 皆目かいもく 度胆どぎも ろう 掃溜はきだめ 炯眼けいがん むじな 危惧きぐ 重畳ちょうじょう 友禅ゆうぜん 不忍しのばず 日蔭ひかげ 蔵前くらまえ 路次ろじ 夢寐むび 木魂こだま ほた 草双紙くさぞうし かんざし 鳶口とびぐち 仰天ぎょうてん 思惑おもわく 紅蓮ぐれん 紙屑かみくず 轟然ごうぜん 渺茫びょうぼう 生血いきち 外道げどう 気振けぶ 昏々こんこん 生唾なまつば もず 縷々るる 足掻あが 脂肪あぶら 爪尖つまさき 余燼よじん 催促さいそく かご 内々ないない 朧夜ろうや 経文きょうもん 伝手つて 手蹟しゅせき 湯呑ゆのみ 堅固けんご 悔悟かいご 湯女ゆな 間髪かんはつ 尾籠びろう 蝶番ちょうつが 香炉こうろ 丁子ちょうじ 千種ちぐさ 昏迷こんめい 甲斐甲斐かいがい 遠音とおね 悠長ゆうちょう 符牒ふちょう 鯉口こいぐち はま 垢抜あかぬ 逆手さかて 森閑しんかん 山茶花さざんか 天蓋てんがい 干支えと 漠々ばくばく すみ
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