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羽織
ふりがな文庫
“羽織”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はおり
75.0%
はお
15.1%
はをり
3.9%
ばおり
3.9%
はおっ
0.7%
ばをり
0.7%
ジヤムパア
0.7%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はおり
(逆引き)
「いまごろになると、毎年きまって、いけなくなるらしいのね。寒さが、こたえるのかしら。
羽織
(
はおり
)
ないの? おや、おや、素足で。」
秋風記
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
羽織(はおり)の例文をもっと
(50作品+)
見る
はお
(逆引き)
その間に、女中頭の菅沼るい(五十歳)白い毛糸のジャケツを、
肥
(
ふと
)
つたからだに軽く
羽織
(
はお
)
つて勿体らしく右手のホールから現はれる。
顔
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
羽織(はお)の例文をもっと
(23作品)
見る
はをり
(逆引き)
一
人
(
にん
)
は三
尺
(
じやく
)
帶
(
おび
)
に
突
(
つツ
)
かけ
草履
(
ぞうり
)
の
仕事師
(
しごとし
)
の
息子
(
むすこ
)
、一
人
(
にん
)
はかわ
色
(
いろ
)
金巾
(
かなきん
)
の
羽織
(
はをり
)
に
紫
(
むらさき
)
の
兵子帶
(
へこおび
)
といふ
坊樣仕立
(
ぼうさましたて
)
、
思
(
おも
)
ふ
事
(
こと
)
はうらはらに、
話
(
はな
)
しは
常
(
つね
)
に
喰
(
く
)
ひ
違
(
ちが
)
ひがちなれど
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
羽織(はをり)の例文をもっと
(6作品)
見る
▼ すべて表示
ばおり
(逆引き)
最も奇とすべきは溝部で、或日偶然来て泊り込み、それなりに
淹留
(
えんりゅう
)
した。
夏日
(
かじつ
)
袷
(
あわせ
)
に袷
羽織
(
ばおり
)
を
著
(
き
)
て
恬
(
てん
)
として恥じず、また苦熱の
態
(
たい
)
をも見せない。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
羽織(ばおり)の例文をもっと
(6作品)
見る
はおっ
(逆引き)
高等学校の教授が黒いガウンを着出したのはその頃からの事であるが、先生も当時は例の鼠色のフラネルの上へ
繻子
(
しゅす
)
か何かのガウンを
法衣
(
ころも
)
のように
羽織
(
はおっ
)
ていられた。
博士問題とマードック先生と余
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
羽織(はおっ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ばをり
(逆引き)
今日
(
けふ
)
ならではの
花盛
(
はなざか
)
りに、
上野
(
うへの
)
をはじめ
墨田川
(
すみだがは
)
へかけて
夫婦
(
ふうふ
)
づれを
樂
(
たの
)
しみ、
隨分
(
ずいぶん
)
とも
有
(
あ
)
る
限
(
かぎ
)
りの
体裁
(
ていさい
)
をつくりて、
取
(
と
)
つて
置
(
お
)
きの一てう
羅
(
ら
)
も
良人
(
おつと
)
は
黒紬
(
くろつむぎ
)
の
紋
(
もん
)
つき
羽織
(
ばをり
)
、
女房
(
にようぼう
)
は
唯
(
たゞ
)
一
筋
(
すぢ
)
の
博多
(
はかた
)
の
帶
(
おび
)
しめて
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
羽織(ばをり)の例文をもっと
(1作品)
見る
ジヤムパア
(逆引き)
百合子の丸窓を見ると、駆け込んで来た彼女が、
羽織
(
ジヤムパア
)
を脱ぎ棄てゝ露はな腕に何か箱のやうなものを抱へて、また走り出て行く姿が映つたりした。
南風譜
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
羽織(ジヤムパア)の例文をもっと
(1作品)
見る
“羽織”の解説
羽織(はおり)は、丈の短い着物の一種。小袖の上から着る表衣である。羽織という織物の名称を語源とし、その動詞化として「はおる」の連用形がある。
(出典:Wikipedia)
羽
常用漢字
小2
部首:⽻
6画
織
常用漢字
小5
部首:⽷
18画
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羽織衆
羽織上
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