“繻子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅす74.4%
しゆす15.8%
じゅす6.8%
じゆす2.3%
サテン0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其後から十七八とも思われる娘が、髪は文金高髷い、着物は秋草色染振袖に、緋縮緬長襦袢繻子の帯をしどけなく結び
牡丹灯籠 牡丹灯記 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
急信は××××××午後いたので、民子くなつてつと、不斷着繻子引緊めて、つか/\と玄關へ。
雪の翼 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
猩々緋の服の上に、もう一重草色繻子の肩ぎぬを着ていたが、その背には「」の一字が大紋みたいに金糸刺繍してあるのであった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
薔薇色繻子の、非常に短かい、スカアトには出來るだけたつぷりとがとつてある服が、今まで着てゐた茶色の上衣と代つてゐた。
それから数分後に寝室を出てきたビアトレスは、菫色の繻子の、袖口や裾に、黒をあしらった衣服を着て、見違える程美しくなっていた。
P丘の殺人事件 (新字新仮名) / 松本泰(著)