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繻子
ふりがな文庫
“繻子”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しゅす
73.9%
しゆす
15.7%
じゅす
7.5%
じゆす
2.2%
サテン
0.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しゅす
(逆引き)
其後
(
そのあと
)
から十七八とも思われる娘が、髪は
文金
(
ぶんきん
)
の
高髷
(
たかまげ
)
に
結
(
ゆ
)
い、着物は
秋草色染
(
あきくさいろぞめ
)
の
振袖
(
ふりそで
)
に、
緋縮緬
(
ひぢりめん
)
の
長襦袢
(
ながじゅばん
)
に
繻子
(
しゅす
)
の帯をしどけなく結び
牡丹灯籠 牡丹灯記
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
繻子(しゅす)の例文をもっと
(50作品+)
見る
しゆす
(逆引き)
此
(
こ
)
の
急信
(
きふしん
)
は××
年
(
ねん
)
××
月
(
ぐわつ
)
××
日
(
にち
)
、
午後
(
ごご
)
三
時
(
じ
)
に
屆
(
とゞ
)
いたので、
民子
(
たみこ
)
は
蒼
(
あを
)
くなつて
衝
(
つ
)
と
立
(
た
)
つと、
不斷着
(
ふだんぎ
)
に
繻子
(
しゆす
)
の
帶
(
おび
)
引緊
(
ひきし
)
めて、つか/\と
玄關
(
げんくわん
)
へ。
雪の翼
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
繻子(しゆす)の例文をもっと
(21作品)
見る
じゅす
(逆引き)
猩々緋
(
しょうじょうひ
)
の服の上に、もう
一重
(
ひとえ
)
草色
繻子
(
じゅす
)
の肩ぎぬを着ていたが、その背には「
劊
(
ひときり
)
」の一字が大紋みたいに
金糸
(
きんし
)
で
刺繍
(
ぬいとり
)
してあるのであった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
繻子(じゅす)の例文をもっと
(10作品)
見る
▼ すべて表示
じゆす
(逆引き)
薔薇色
繻子
(
じゆす
)
の、非常に短かい、スカアトには出來るだけたつぷりと
襞
(
ひだ
)
がとつてある服が、今まで着てゐた茶色の
上衣
(
うはぎ
)
と代つてゐた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
繻子(じゆす)の例文をもっと
(3作品)
見る
サテン
(逆引き)
それから数分後に寝室を出てきたビアトレスは、菫色の
繻子
(
サテン
)
の、袖口や裾に、黒をあしらった衣服を着て、見違える程美しくなっていた。
P丘の殺人事件
(新字新仮名)
/
松本泰
(著)
繻子(サテン)の例文をもっと
(1作品)
見る
“繻子(繻子織)”の解説
繻子織(しゅすおり、朱子織とも書く)は、経糸(たていと)・緯糸(よこいと)五本以上から構成される、織物組織(三原組織)の一つである。経・緯どちらかの糸の浮きが非常に少なく、経糸または緯糸のみが表に表れているように見える。密度が高く地は厚いが、斜文織よりも柔軟性に長け、光沢が強い。ただし、摩擦や引っかかりには弱い。
(出典:Wikipedia)
繻
漢検1級
部首:⽷
20画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“繻子”で始まる語句
繻子張
繻子入
繻子奴
繻子枕
繻子目
繻子紐
繻子襟
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“繻子”のふりがなが多い著者
岩野泡鳴
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小島烏水
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