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唐繻子
ふりがな文庫
“唐繻子”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とうじゅす
73.7%
たうじゆす
26.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とうじゅす
(逆引き)
お政は
鼠微塵
(
ねずみみじん
)
の糸織の一ツ小袖に黒の
唐繻子
(
とうじゅす
)
の丸帯、
襦袢
(
じゅばん
)
の
半襟
(
はんえり
)
も黒
縮緬
(
ちりめん
)
に金糸でパラリと縫の
入
(
い
)
ッた奴か何かで、まず気の利いた
服飾
(
こしらえ
)
。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
お柳の
装
(
なり
)
は南部の藍の
子持縞
(
こもちじま
)
の袷に黒の
唐繻子
(
とうじゅす
)
の帯に、
極微塵
(
ごくみじん
)
の
小紋縮緬
(
こもんちりめん
)
の
三紋
(
みつもん
)
の羽織を着て、水の
滴
(
たれ
)
るような
鼈甲
(
べっこう
)
の
櫛
(
くし
)
笄
(
こうがい
)
をさして居ります。
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
唐繻子(とうじゅす)の例文をもっと
(14作品)
見る
たうじゆす
(逆引き)
黒縮緬
(
くろちりめん
)
の
羽織
(
はおり
)
、
唐繻子
(
たうじゆす
)
の
帯
(
おび
)
を
〆
(
し
)
め、小さい
絹張
(
きぬばり
)
の
蝙蝠傘
(
かうもりがさ
)
を
傍
(
そば
)
に置き、
後丸
(
あとまる
)
ののめりに
本天
(
ほんてん
)
の
鼻緒
(
はなを
)
のすがつた
駒下駄
(
こまげた
)
を
履
(
は
)
いた
小粋
(
こいき
)
な
婦人
(
ふじん
)
が、女
心眼
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
蜿蜒
(
ゑんえん
)
として
衣桁
(
いかう
)
に懸る処、恰も
異体
(
いたい
)
にして
奇紋
(
きもん
)
ある一条の長蛇の如く、
繻珍
(
しゆちん
)
、西陣、糸綿、
綾織繻珍
(
あやおりしゆちん
)
、
綾錦
(
あやにしき
)
、
純子
(
どんす
)
、
琥珀
(
こはく
)
、
蝦夷錦
(
えぞにしき
)
、
唐繻子
(
たうじゆす
)
、
和繻子
(
わじゆす
)
、
南京繻子
(
なんきんじゆす
)
、
織姫繻子
(
おりひめじゆす
)
あり
毛繻子
(
けじゆす
)
あり。
当世女装一斑
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
唐繻子(たうじゆす)の例文をもっと
(5作品)
見る
唐
常用漢字
中学
部首:⼝
10画
繻
漢検1級
部首:⽷
20画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
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小栗風葉
三遊亭円朝
二葉亭四迷
作者不詳
長谷川時雨
林不忘
泉鏡花
森鴎外