“純子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
どんす60.0%
じゆんこ20.0%
じゅんこ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一同出立には及びたり其行列ぎやうれつには第一番の油箪ゆたんかけし長持十三さを何れも宰領さいりやう二人づつ附添つきそひその跡より萠黄もえぎ純子どんすの油箪白くあふひの御もんを染出せしを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
その時、すすむちやんと純子じゆんこちやんとが、はしやいで玄関から帰つて来ました。二人とも風呂敷包をダランとさげて、進ちやんは顔にお面をかぶつてゐました。
母の日 (新字旧仮名) / 槙本楠郎(著)
あによめ純子じゅんこが、母屋の縁先に立って、ふところ手をしたまま静かに声をかけた。正三は庭穿にわばきをつっかけて、一政の肩に手を回しながら母屋のほうへ行った。
(新字新仮名) / 山本周五郎(著)