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純乎
ふりがな文庫
“純乎”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じゅんこ
80.0%
じゆんこ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じゅんこ
(逆引き)
十三日には
目名
(
めな
)
という村の獅子舞が来て家々をまわった。熊野のお札と御幣とを中に立てて山伏が演ずる
純乎
(
じゅんこ
)
たる祈祷の式であった。
雪国の春
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
故に忠君愛国の文字は哲学流に解すれば
純乎
(
じゅんこ
)
たる人類の
私情
(
しじょう
)
なれども、今日までの世界の事情においてはこれを称して美徳といわざるを得ず。
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
純乎(じゅんこ)の例文をもっと
(8作品)
見る
じゆんこ
(逆引き)
その自己は大雅のやうに
純乎
(
じゆんこ
)
として純なる芸術家ではない。寧ろ人に師たるの芸十六に及んだと伝へられる柳里恭に近いディレツタントである。
僻見
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
新らしい随筆とは
何
(
なん
)
であるか? 掛け値なしに筆に
随
(
したが
)
つたものである。
純乎
(
じゆんこ
)
として純なる出たらめである。
野人生計事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
純乎(じゆんこ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“純乎”の意味
《名詞・形容動詞》
純粋なさま。
(出典:Wiktionary)
純
常用漢字
小6
部首:⽷
10画
乎
漢検準1級
部首:⼃
5画
“純”で始まる語句
純
純白
純金
純粋
純朴
純潔
純真
純子
純友
純情
“純乎”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
福沢諭吉
中里介山
柳田国男
夏目漱石
森鴎外
夢野久作
芥川竜之介