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純白
読み方 | 割合 |
じゆんぱく | 42.9% |
まっしろ | 35.7% |
まつしろ | 14.3% |
じゅんぱく | 7.1% |
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温泉は、やがて
一浴した。
純白な
石を
疊んで、
色紙形に
大く
湛へて、
幽かに
青味を
帶びたのが、
入ると、
颯と
吹溢れて
玉を
散らして
潔い。
朝霧淡くひとつひとつに露もちて、薄紫に
蘂青く、
純白の、蘂赤く、あわれに咲重なる木槿の花をば、継母は
粥に交ぜて食するなり。こは
長寿する薬ぞとよ。
「然うだ、那処に建つ!」
恁う思つただけで、松太郎の目には、その、
純白な、絵に見る城の様な、数知れぬ窓のある、
巍然たる大殿堂が鮮かに浮んで来た。
利助の
陶器の
特徴は、その
繊細な
美妙な
感じにありました。
彼は
薄手な、
純白な
陶器に
藍と
金粉とで、
花鳥や、
動物を
精細に
描くのに
長じていたのであります。