“藍”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
あい76.6%
あゐ20.0%
らん1.5%
あお0.5%
あを0.5%
インディゴオ0.5%
ゴス0.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“藍”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸11.3%
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)1.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
女の口にくわえていた小指にあいの色が浸みているのを証拠に、七兵衛は子分どもに云いつけて紺屋こうやの職人を探させた。
半七捕物帳:18 槍突き (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
襦袢じゅばん袖口そでぐちから絞るあいのしずくで鼻紙にしるしつける歌日記を幽閉中唯一の慰めとしていたという。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
セエヌは常にあゐを湛へて溶溶よう/\と流れて居るが、テエムスは何時いつも甚だしく濁つてせはさうである。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
あゐ萌黄もえぎくれなゐの、おぼろ蝋燭らふそくみだれたのは、ひわ山雀やまがらうそ
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
水は漫々としてらんたたえ、まばゆき日のかげもここの森にはささで、水面をわたる風寒く、颯々さっさつとして声あり。
竜潭譚 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
水は漫々としてらんたたへ、まばゆき日のかげも此処ここの森にはささで、水面をわたる風寒く、颯々さつさつとして声あり。
竜潭譚 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
白魚橋のあおい空を、乱れた提灯ちょうちんの影が点々と駈け出して行った。——むろん東儀が河の中からそこに認めた郁次郎は、とうに夕闇の深くへその姿をくらましていた。
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
四十ばかりのをとこでした、あたまには浅黄あさぎのヅキンをかぶり、には墨染すみぞめのキモノをつけ、あしもカウカケにつヽんでゐました、そのは、とほくにあをうみをおもはせるやうにかヾやいてゐました。
桜さく島:見知らぬ世界 (新字旧仮名) / 竹久夢二(著)
何という崇高さだったろう! 下の方は氷河の陰翳いんえいの如く、上に行くにつれ、暗いインディゴオから曇った乳白に至る迄の微妙な色彩変化のあらゆる段階を見せている。
光と風と夢 (新字新仮名) / 中島敦(著)
「この深紅の艶の下によく思いきってゴスを使いましたな。ふうむ。——なかなかいい」
伊太利亜の古陶 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)