“甘藍”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
キャベツ28.6%
かんらん23.8%
キャベジ19.0%
きゃべつ9.5%
キヤベツ9.5%
きゃべーじ4.8%
カンラン4.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“甘藍”を含む作品のジャンル比率
産業 > 畜産業 > 畜産史 事情100.0%
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語4.8%
自然科学 > 植物学 > 植物学4.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
おれには甘藍キャベツといふやつがどうにも鼻もちがならぬのに、メシチャンスカヤ街の小つぽけな店といふ店から、あれの臭ひがぷんぷんとするのだ。
狂人日記 (旧字旧仮名) / ニコライ・ゴーゴリ(著)
それから水瓜、甘藍キャベツ球葱たまねぎ、球葱は此辺ではよく出来ませんが、青物市場であまりやすかったからI君が買って来たその裾分すそわけという事でした。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
瀬川せがわ鉄橋てっきょうを渡り牛蒡ごぼう甘藍かんらんが青白いうらをひるがえすはたけの間の細い道を通りました。
イギリス海岸 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
水菓子屋の目さめるような店先で立止って足許の甘藍かんらんつまんでみたりしていたが、とうとう蜜柑を四つばかり買って外套の隠しをふくらませた。
まじょりか皿 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
瀬川の鉄橋を渡り牛蒡ごぼう甘藍キャベジが青白い葉の裏をひるがへす畑の間の細い道を通りました。
イギリス海岸 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
すなわち世界中の小麦と大麦米や燕麦オート蕪菁かぶら甘藍キャベジあらゆる食品の産額を発見してず第一にその中から各々家畜の喰べる分をさし引きます。
ビジテリアン大祭 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
貢君は余等の毛布や、関翁から天幕へみやげ物の南瓜とうなす真桑瓜まくわうり玉蜀黍とうもろこし甘藍きゃべつなぞを駄馬だばに積み、其上に打乗って先発する。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
甘藍きゃべつ 九三・四〇 一・七五 — 四・〇五 — 〇・八〇
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
甘藍キヤベツがはらりと一皮ひとかははねた、
海豹と雲 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
富豪かねもちや会社の重役やが、数多い店員や社員の志望者をり分けるには、ちやうど女学校出の若夫人の八百屋の店先で、卵や甘藍キヤベツを見立てるのと同じに、人によつてそれ/″\ちがつた標準めあてがあるらしい。
此際には豆類甘藍きゃべーじ等に兎と鼠と日中にても群を為して来り食するや実に驚くのみ。依て百方其害を防ぐに忙きも、其効を見る事能わざるなり。
関牧塲創業記事 (新字新仮名) / 関寛(著)
キャベツ、すなわちタマナを甘藍カンランだというのは無学な行為で、科学的の頭をもっている人なら、こんな間違ったことはしたくても出来ない。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)