“キャベツ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:きゃべつ
語句割合
甘藍75.0%
玉菜25.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
地主やかたの端々がチラチラと見えだしたが、やがて百姓小屋のつながりが切れて、その代りに、ところどころ壊れた低い垣根に囲まれた菜園か甘藍キャベツ畠とおぼしき空地あきちへ出ると、ついにその全貌が現われた。
この鶏舎といってもいいくらいの小さな庭は板塀で区切ってあって、板塀の向うには、甘藍キャベツや、葱や、馬鈴薯や、甜菜てんさいや、その他いろんな自家用の野菜のつくってある広々とした菜園がつづいていた。
それから、家を負う蝸牛かたつむりの可愛気はなくて、ぐちゃりと唯意気地なさを代表した様で、それで青菜甘藍キャベツを何時の間にか意地汚なく喰い尽す蛞蝓と、枯枝の真似して居て
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
ちょうど夕食どきで、悪しつッこい玉菜キャベツ羹汁スープの臭いがムウッと流れ出してくる。
犂氏の友情 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)