“唐黍”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
とうきび41.9%
たうきび19.4%
もろこし12.9%
たうもろこし9.7%
とうもろこし9.7%
からきび3.2%
もろこしきび3.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“唐黍”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 北アメリカ33.3%
芸術・美術 > 演劇 > 映画1.3%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行0.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
そして段丘の上に、小舎が建てられたり、馬鈴薯や唐黍とうきびが植えられたりして、この辺の畑としては、手入れが届いている。
火と氷のシャスタ山 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
七月の上旬である。唐黍とうきびのからからとうごく間に、積層雲の高い空がけきッた鉄板みたいにじいんと照りつけていた。
大谷刑部 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
白き月指さす吾子あこ唐黍たうきびの実の房にすら脊丈及ばず
風隠集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
おもしろの髪は唐黍たうきび白髪の老い行く時に黒しといふもの
長塚節歌集:2 中 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
もとより人のよりも高い唐黍もろこしが茂っているのですから、何ものだかはっきり分りません。
(新字新仮名) / 久米正雄(著)
頭には黒または唐黍もろこし色の毛をかぶっていた。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
唐黍たうもろこしにほひなり
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
唐黍たうもろこしげてゐやう。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
畠の中の茄子なす唐黍とうもろこし、南瓜の実にとり包まれた別家の主婦は、そう云ってかがみ込んだ。
この頃源女は大薮を出て、唐黍とうもろこし畑の向こうを歩いていた。
剣侠 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
或薄ら寒い秋の日の暮、彼は一本の唐黍からきびたちまちこの画家を思ひ出した。
或阿呆の一生 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
甲斐の國は青田の吉國よくに桑の國唐黍もろこしきびの穗につゞく國
長塚節歌集:2 中 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)