“川柳”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
せんりゅう51.2%
せんりう29.3%
かはやなぎ9.8%
かわやなぎ4.9%
かはやぎ2.4%
せんりゆう2.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“川柳”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 伝記 > 日本8.3%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.6%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
狂歌川柳せんりゅうの俗気を愛する放蕩ほうとう背倫の遊民にのみいうべからざる興趣を催させる特種の景色である。
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
和歌よりは俳句をよろこび、川柳せんりゅうになり、富本とみもとから新内節しんないぶしになった。
明治大正美人追憶 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
川柳せんりうに良いのがありますよ——若旦那樣と書いたを下女落し——とね、こいつは親分には御存じのねえ情事いろごとだが」
川柳せんりうに、うたひとつあつてはなしにけつまづき、とふのがあると何時いつかもわらつてりましたが
二た面 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
おつぎはまた土手どてもどつておほきな川柳かはやなぎそばけた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
川原には短い禾本くわほん科の草などのほかに一めんに川柳かはやなぎが生えてゐる。
南京虫日記 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
川柳かわやなぎの陰になった一けん幅ぐらいの小川のほとりに三、四人の少年こどもが集まっている、豊吉はニヤニヤ笑って急いでそこにった。
河霧 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
四人は昼の暑さのために葉を巻いていた川柳かわやなぎがだらりと葉を延ばして、ひと呼吸いきつこうとでもしているように思われる処を通って、下手しもての方へ往った。
赤い土の壺 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
そのてたひざ畫板ぐわばん寄掛よりかけてある、そして川柳かはやぎかげうしろからかれ全身ぜんしんおほ
画の悲み (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
これを對岸たいがんからうつすので、自分じぶんつゝみりて川原かはら草原くさはらると、いままで川柳かはやぎかげえなかつたが、一人ひとり少年せうねんくさうちすわつてしきりに水車みづぐるま寫生しやせいしてるのをつけた。
画の悲み (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
日本の歌の卅一文字に一つ多い三十二綴音から成り立ち普通首廬迦と云ふ詩體で人生の大禮の一たる婚姻のときに立合ふ人々の心をわづかの文字で叙し去つたものであるから、やまと歌のやうに天地あめつちを動かし鬼神おにがみを泣かすと云ふやうなはたらきはないが川柳せんりゆうのやうに寸鐵骨をさすやうな妙は
婚姻の媒酌 (旧字旧仮名) / 榊亮三郎(著)