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川柳
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かはやなぎ
ふりがな文庫
“
川柳
(
かはやなぎ
)” の例文
まち
子
(
こ
)
は、いつまでもいつまでも
誰
(
たれ
)
も
何
(
なに
)
も
云
(
い
)
はなかつたら、その
青白
(
あをしろ
)
い
細
(
ほそ
)
い
葉
(
は
)
の
川柳
(
かはやなぎ
)
を
見
(
み
)
つめてゐたかもしれない。この
川柳
(
かはやなぎ
)
も
古郷
(
こきやう
)
に
多
(
おほ
)
い。
追憶
(旧字旧仮名)
/
素木しづ
(著)
渡
(
わた
)
し
船
(
ぶね
)
が
深夜
(
しんや
)
に
人
(
ひと
)
を
乘
(
の
)
せたのでしやぶつといふ
響
(
ひゞき
)
は
舟棹
(
ふなさを
)
が
水
(
みづ
)
を
掻
(
か
)
つ
切
(
き
)
る
度
(
たび
)
に
鳴
(
な
)
つたのである。おつぎは
又
(
また
)
土手
(
どて
)
へ
戻
(
もど
)
つて
大
(
おほ
)
きな
川柳
(
かはやなぎ
)
の
傍
(
そば
)
に
身
(
み
)
を
避
(
さ
)
けた。二三
語
(
ご
)
を
交換
(
かうくわん
)
して
人
(
ひと
)
は
去
(
さ
)
つたやうである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
川原には短い
禾本
(
くわほん
)
科の草などのほかに一めんに
川柳
(
かはやなぎ
)
が生えてゐる。
南京虫日記
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
えヽなんとせう
川柳
(
かはやなぎ
)
。
桜さく島:春のかはたれ
(新字旧仮名)
/
竹久夢二
(著)
まち
子
(
こ
)
は
疲
(
つか
)
れた
身體
(
からだ
)
をそつと
椅子
(
いす
)
にもたれて、
靜
(
しづ
)
かな
下
(
した
)
の
道
(
みち
)
をのぞこふと
窓
(
まど
)
をのぞくと、
窓際
(
まどぎは
)
に
川柳
(
かはやなぎ
)
の
青白
(
あをしろ
)
い
細
(
ほそ
)
い
葉
(
は
)
が
夜
(
よる
)
の
空
(
まど
)
に
美
(
うつく
)
しくのびてた。
追憶
(旧字旧仮名)
/
素木しづ
(著)
“川柳”の解説
川柳(せんりゅう)は、五・七・五の音を持つ日本語の定型詩である。
(出典:Wikipedia)
川
常用漢字
小1
部首:⼮
3画
柳
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
“川柳”で始まる語句
川柳点
川柳子
川柳式
川柳點
川柳久良岐