“語”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ことば40.2%
かた28.0%
ごと8.4%
7.2%
がたり2.1%
かたら1.7%
かたり1.7%
がた1.5%
コトバ1.0%
かたる0.8%
こと0.8%
はなし0.8%
カタ0.6%
ガタ0.6%
かたれ0.4%
0.4%
0.4%
はな0.4%
ものい0.4%
かたっ0.2%
いえ0.2%
うわさ0.2%
かたらひ0.2%
くち0.2%
ことは0.2%
ごち0.2%
しゃべ0.2%
しやべ0.2%
ものがた0.2%
ものがたり0.2%
カタリ0.2%
コト0.2%
0.2%
セイ0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一体、帝紀なるは、正史の本紀と一つ意味のものではあるが、我が国では尠くとも、帝紀と本紀とに区別を立てゝ居た様に見える。
日本書と日本紀と (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
南洲等めて之を拒ぎ、事終にむ。南洲人につて曰ふ、七卿中他日關白に任ぜらるゝ者は、必三條公ならんと、果して然りき。
酒で頭脳れたようになっている芳太郎は、汽車のなかでも、始終いらいらしていた。そして時々独りのような棄て鉢を言った。
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
どるめんといふも、といふ意味言葉であります。このてーぶるの人間つたので、これはひもなくであります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
狩獵らない。が、ものでない、は、姿、その、ものくのにある、と、ひつゝ。……
鳥影 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
後になって家持が、「万代のひ草と、未だ見ぬ人にも告げむ」(巻十七・四〇〇〇)云々と云って、この句を学んで居る。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
席上の各々方、今や予が物語すべき順番の来りしまでに、諸君が給いし種々の怪談は、いずれも驚魂奪魄価値なきにあらず。
黒壁 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
るも二君に仕へぬ我魂魄武士の本意と思へどもにあぢきなき浮世かなと一人涙を流したるりの心の中思ひれてれなり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
若鮎は、領布をおこさむ為の、新しく造られた枕詞である。ところが、唯単に領布をおこすばかりで満足せず、その感じを終までも続けて居る。
和歌批判の範疇 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
一 言葉を慎みてすべからず。仮にも人をり偽を言べからず。人のことあらば心にて人に伝へべからず。を言伝ふるより、親類とも悪敷なり、家の内らず。
女大学評論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
これは当地の中流以下の用うるばで字引にないような発音をするのみならず、前の言ばと後の言ばの句切りが分らないことほどさよう早く饒舌るのである。
倫敦消息 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
鯰の方が若い娘を、……あとは言わずともかろう。例証は、遠く、今昔物語、詣鳥部寺女のにある、と小県はかねて聞いていた。
灯明之巻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
超人ケル小心恐々イナガラ厳粛ノコトヲレ、ト秀抜真珠哲人ンデ自責狂死シタ。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
如何に止めどなくなるのが、「ひとりり」の癖とは言へ、語部の古婆の心は、自身も思はぬ意地くね惡さを藏してゐるものである。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
されば此地にては疱瘡する甚だ也、十年に一人あるかなしか也とり。さて清水川原の村にいたりしに家二軒あり。
けれどもその家庭にはいつも多少の山気が浮動していたという証拠には、正作がある日僕に向かって、には田中鶴吉の手紙があると得意らしくったことがある。
非凡なる凡人 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
子、魯の大師にげて曰く、楽は其れ知るべきなり。始めてすとき翕如たり。之をてば純如たり。皦如たり。繹如たり。以て成ると。
論語物語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
年齢五十歳前後、身長五呎八乃至九吋、体重約百九十封度。色白の方で、訛りのない標準英語をす。
双面獣 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
なすぎながらふが苦しげなれば此方よりはなどゝん時のほか話しかけるに及ばずと云へど左れど國自慢に苦しげながら又不問語するも可笑し野尻を過ぎ三戸野にて檜笠
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
よりこの身に罪はない、仮令い粗われても恥かしい事ではないと云うことは分切て居ても、人にて無益の事であるから、心配するのは自分一人である。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
本船はここに待つべしと示し小船海底に入りて竜宮に到る、竜宮の殿閣奇麗言うべからず、竜王出会いてらく、従類多く讐敵に亡ぼされ今日また害せらるべし
都内に移し撃たしむるに声出ず、本寺に帰せば声のごとし、士人磬神聖にして、光政寺をうとしたとある。
対向いの、可なり年配のその先生さえく見えるくらい、老実な
朱日記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
といふで、Be と red との間が一リイグある。一リイグは三哩の長さである。
やがて光春は、独りして、釜のまえを起った。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
アンドレイ、エヒミチはうんざりして、長椅子になり、倚掛けたまま、って、喋喋るのを詮方なくいている。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
アンドレイ、エヒミチはうんざりして、長椅子になり、倚掛けたつて、喋喋るのを詮方なくいてゐる。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
御者はいて巻きしつつ茶店のりぬ。
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
シュミットの見解かえって正し、熊楠由ってうに、バシリスクが自分の影を見て死するは、鱷の顔至って醜きより生じたのであろう。
さうして年々頻繁に、氏神其外の神々を祭つてゐる。其度毎に、家の語部大伴たちを呼んで、もない昔代の物語りをさせて、氏人に傾聴をひて居る。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
書かれた根本を語る中に、色々な入れを交へて来たのが、又書きとられて根本の異本が出来て来る。さうした物を、比老人も読んで覚えたものらしい。
雪の島:熊本利平氏に寄す (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
かういふ謬見から語法を度外視して居る人もあるが、考へざるの甚しきものといはなければならぬ。勿論、ことばといふは、たゞ語法一つを指した訳ではない。
和歌批判の範疇 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
詩人哲学者の高上なる事業は、実に此の内部の生命をるより外に、出づること能はざるなり。
内部生命論 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)