“狂死”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くるいじに57.1%
きようし14.3%
くるひじに14.3%
キョウシ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
甚「ふうんそれじゃア其の師匠は手前(てめえ)に惚れて、狂死(くるいじに)に死んで、外(ほか)の女を女房にすれば取殺すと云う書置の通り祟って居るのだな」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
國元(くにもと)から母(はゝ)さんを呼(よ)んで此處(こゝ)の家(いゑ)で二月(つき)も介抱(かいほう)をさせたのだけれど、終(つ)ひには何(なに)が何(なに)やら無我無中(むがむちう)になつて、思(おも)ひ出(だ)しても情(なさけ)ない、言(い)はゞ狂死(きようし)をしたのだね、私(わたし)は夫(そ)れを見(み)て居(ゐ)た故(ゆゑ)
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
で、果(はて)は亭主(ていしゆ)が、蚤(のみ)を除(よ)けるための蚤(のみ)の巣(す)に成(な)つて、棕櫚(しゆろ)の毛(け)を全身(ぜんしん)に纏(まと)つて、素裸(すつぱだか)で、寢室(しんしつ)の縁(えん)の下(した)へ潛(もぐ)り潛(もぐ)り、一夏(ひとなつ)のうちに狂死(くるひじに)をした。——
人魚の祠 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
超人(チョウジン)説(ト)ケル小心(ショウシン)、恐々(キョウキョウ)ノ人(ヒト)ノ子(コ)、笑(ワラ)イナガラ厳粛(ゲンシュク)ノコトヲ語(カタ)レ、ト秀抜真珠(シュウバツシンジュ)ノ哲人(テツジン)、叫(サケ)ンデ自責(ジセキ)、狂死(キョウシ)シタ。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)