“狂気”のいろいろな読み方と例文
旧字:狂氣
読み方割合
きちがい70.1%
きょうき13.0%
きちがひ7.8%
きやうき3.9%
まよい2.6%
きちが1.3%
きちげえ1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また汽車に乗って、一つの車室に自分一人っきりのことも数回あったが、そんなときは、警報器が引きたくて狂気になりそうだった。
ピストルの蠱惑 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)
そしてその結論としての国民の覚悟について述べだしたが、もうそのころには、かれはかなり狂気じみた煽動演説家になっていた。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
これお母様のいふ事も兄様のおつしやる事もお前は合点かないかい、狂気な娘を持つたといふ因果であらうね。
妖怪年代記 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
狂気した、だ、とふのは言葉切目毎つた。が、これほどを、渠等むやうにくのであらう。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
コノール その狂気こそ、すべての知識よりも尊いものだ。
ウスナの家 (新字新仮名) / フィオナ・マクラウド(著)
昨晩の癇癪がまたむらむらと起って来た。皮を剥がれ肉を絞られる思いで、今にも狂気いになりそうな気がした。
小さきもの (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)
森「訳が分らねえ……人が立っていけねえよ、己に話して聞かせねえ、待ちねえよ、の都鳥と云う茶店きねえ……何を見やアがる、狂気でもんでもねえ」
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)