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『小さきもの』
ふりがな文庫
『
小さきもの
(
ちいさきもの
)
』
「裁縫は出来るの」 「少しばかり致します」 「煮焚も出来るね」 「はい、マダム」 「毎日、朝六時からここへ来て、家の雑用と食事の仕度をしてもらいます。給金は葡萄酒代も入れて一ト月四十フランだがね、それでいいの」 「それはもう結構でございます …
著者
モーリス・ルヴェル
翻訳者
田中早苗
ジャンル
文学 > フランス文学 > 小説 物語
初出
「夜鳥」春陽堂、1928(昭和3)年6月23日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約10分(500文字/分)
朗読目安時間
約16分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
酷
(
ぴど
)
燈
(
あか
)
狂気
(
きちが
)
託
(
あず
)
此家
(
うち
)
聳
(
た
)
与
(
や
)
憤
(
いか
)
拒
(
は
)
衝突
(
つきあた
)
裁縫
(
おはり
)
優
(
ま
)
衣
(
き
)
萎
(
しな
)
饑
(
ひも
)
片
(
きれ
)
詫
(
わび
)
煮焚
(
にたき
)
火口
(
ひぐち
)
涯
(
かぎ
)
饑
(
うえ
)
揺
(
ゆす
)
此子
(
これ
)
恍惚
(
うっとり
)
困苦
(
くるしみ
)
佇
(
た
)
唇
(
くち
)
左様
(
そう
)
包
(
くる
)
見惚
(
みと
)
瘤
(
こぶ
)
臭
(
にお
)
四辺
(
あたり
)
可
(
い
)
堪
(
たま
)
先刻
(
さっき
)
何家
(
どこ
)
酷
(
ひど
)
低声
(
こごえ
)
仰
(
おっ
)
饑死
(
うえじに
)
麺麭
(
パン
)
此家
(
ここ
)
店頭
(
みせさき
)
幾歳
(
いくつ
)
年齢
(
とし
)
昨晩
(
ゆうべ
)
暇
(
いとま
)
三月
(
みつき
)
此室
(
ここ
)
干乾
(
ひから
)
生憎
(
あいにく
)
河岸
(
かし
)
河水
(
かわみず
)
涸
(
か
)
室
(
へや
)
媬母
(
ほぼ
)
姓名
(
なまえ
)
奪
(
と
)