“低声”のいろいろな読み方と例文
旧字:低聲
読み方割合
こごえ82.2%
こごゑ6.3%
ていせい5.2%
こゞえ2.3%
バス1.7%
こゞゑ1.1%
こえ0.6%
ひくごえ0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
可厭だぜ。」と押殺した低声独言を云ったと思うと、ばさりと幕摺れに、ふらついて、隅から蹌踉け込んで見えなくなった。
陽炎座 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
そこでは浴びる程うまい麦酒を飲む事が出来た。ジヤンは酔つた紛れに変な腰つきをして舞踊を踊つた。バヴアリア兵は低声で歌をつた。
お勢がまず起上ッて坐舗を出て、縁側でお鍋にれて高笑をしたかと思う間も無く、ち部屋の方で低声に詩吟をする声が聞えた。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
低声でいうから判然は分りませんが、怪しい奴と思って居ります内に、の侍はすっとれへか往ってしまいました。チョンチョン/\/\。
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
中から、金ボタンの仕着せ姿のボオイが上半身を廊下に突き出し、片手をメガフォンに口のはたにあて、太い低声で怒ったように叫んだ。
伸子 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
にもらないで、のなかに低声におよみなすつたのが、市内衛生会委員教育談話会幹事生命保険会社々員一六会々長美術奨励会理事大日本赤十字社社員天野喜太郎
化鳥 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
膝を掴む大次郎の手が、悲憤の思い出にわなわなと打ちふるえるのを、法外は温みのもった、だが、きっとした低声
煩悩秘文書 (新字新仮名) / 林不忘(著)
検事と松本は室の隅の方へ行って、低声で話し出した。私は最も近くに席を占めて居たので、途切れ途切れにその話を聞いた。
琥珀のパイプ (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)