“舞踊”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぶよう37.5%
アソビ16.7%
おどり12.5%
ダンス12.5%
をどり8.3%
まい4.2%
まいおど4.2%
バレー4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それを見ていると、まるで煙の音楽会というか、煙の舞踊会というか、たしかに或るリズムに乗って煙がふきだしてくるのであった。
海底都市 (新字新仮名) / 海野十三(著)
舞踊を手段とする鎮魂式が、神事の主要部と考へられて来ると、舞人の長なるおきなの芸能が「翁舞」なる一方面を分立して来ます。
翁の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
士行さんも浜町の藤間に通われ、おくにちゃんも、おはるさんも、大造さんも、先生のお家の人はみんな舞踊の稽古にいそしんでいた。
古い暦:私と坪内先生 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
それも、ワグナー流の法螺を事とする誤った種類のものでではない。交響曲合唱舞踊なのだ。演説はいけない。演説には飽き飽きだ。
そこでは浴びる程うまい麦酒を飲む事が出来た。ジヤンは酔つた紛れに変な腰つきをして舞踊を踊つた。バヴアリア兵は低声で歌をつた。
舞踊で固めた身の軽さ。ヒラリと門外へ走り出たが身の軽さに足も軽く、闇を一文字に縫いながら山の方へと走って行く。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
木のと鉄の、緑色なる如露の友よ。いざ、深密なる君が匂ひの舞踊る、甘き輪舞の列にわれを取巻け。
衣裳と色彩と照明とでちょっと印象的な効果を出す。コウラス八百人、舞踊二百人。すり鉢の底のような独特の舞台に約千人の西印度扮装者が一時にあらわれる。