“舞踊”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぶよう35.0%
アソビ20.0%
おどり15.0%
をどり10.0%
ダンス10.0%
まい5.0%
バレー5.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
多分この説の方がほんとうなので彼女の真の才能は実は始めより音楽に存したのであろう舞踊ぶようの方は果してどの程度であったか疑わしく思われる
春琴抄 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
それを見ていると、まるで煙の音楽会というか、煙の舞踊ぶよう会というか、たしかに或るリズムに乗って煙がふきだしてくるのであった。
海底都市 (新字新仮名) / 海野十三(著)
唯、一つを東遊、一つを東歌と言うたのは、片方が舞踊アソビを主として、声楽方面は東風俗アヅマフゾクなる「風俗歌」を分化してゐたからである。
万葉集研究 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
舞踊アソビを手段とする鎮魂式が、神事の主要部と考へられて来ると、舞人の長なるおきなの芸能が「翁舞」なる一方面を分立して来ます。
翁の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
士行さんも浜町の藤間に通われ、おくにちゃんも、おはるさんも、大造さんも、先生のお家の人はみんな舞踊おどりの稽古にいそしんでいた。
古い暦:私と坪内先生 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
奇妙な舞踊おどりを始めた。
白髪小僧 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)
「ムツ五郎ですか。」主事は空つぽの頭を仔細らしくかしげた。「それは三津五郎のなまりでせう、三津五郎なら居ますよ。舞踊をどりの達者な俳優やくしやでしてね。」
長唄の孝次郎かうじらう、勝四郎、常磐津ときはづ和佐わさ、清元の家内やな舞踊をどり鹿島かしま恵津子——どれを見ても、格別名人らしい顔触でないのが愛嬌である。
それも、ワグナー流の法螺ほらを事とする誤った種類のものでではない。交響曲シンフォニー合唱コーラス舞踊ダンスなのだ。演説はいけない。演説には飽き飽きだ。
鼻から出る煙は、一寸ばかりのところで、チョイとうづを卷いて、忽ち海風に散つてゆく、浪は相不變あひかわらず、活動寫眞の舞踊ダンス歩調あしどりで、かさなり重り沖から寄せて來ては
漂泊 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
また走り出すを引っ捉える。捉れた袖をまた払う。舞踊まいで固めた身の軽さ。ヒラリと門外へ走り出たが身の軽さに足も軽く、闇を一文字に縫いながら山の方へと走って行く。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
コウラス八百人、舞踊バレー二百人。