“おどり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
79.5%
舞踊7.7%
5.1%
凱旋踊2.6%
舞踏2.6%
2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここは麦屋節むぎやぶしとそのおどりとでも名をなしますが、用いる品々も特色があり、竹細工や桜皮の編物なども忘れ難いものであります。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
焚火と藍丸王の周囲まわりをグルグルまわりながら、奇妙な舞踊おどりを始めた。
白髪小僧 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)
ゆるく着たあわせと羽織が、足をおろすたんびにおどりを踊る。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
蛮人どもはそれを巡って凱旋踊おどりを踊っているのであった。私は捕虜の顔を見た。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
かろやかの舞踏おどりのうちに——
今日は高知こうちから、何とかおどりをしに、わざわざここまで多人数たにんず乗り込んで来ているのだから、是非見物しろ、めったに見られないおどりだというんだ
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)